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2024年のパシフィック・リーグクライマックスシリーズ は、2024年 10月に開催されたSMBC日本シリーズ2024 パシフィック・リーグ の出場チームを決めるクライマックスシリーズ 。前年に引き続きパーソルホールディングス がタイトルスポンサーとなり、「2024 パーソル クライマックスシリーズ パ 」の名称で施行された。
概要
ファーストステージ
レギュラーシーズン2位の北海道日本ハムファイターズ と3位の千葉ロッテマリーンズ が3戦2勝先取制で争い、勝者がファイナルステージに進出する。エスコンフィールドHOKKAIDOによるCS開催は初めて。日本ハム主催では2016年 ファイナルステージ以来。(札幌ドーム開催)又ファーストステージの日本ハム主催は2015年 以来。
北海道日本ハムファイターズが千葉ロッテマリーンズを2勝1敗で破り、2016年以来のファイナルステージ進出[ 1] 。
会期:10月12日から10月14日
球場:エスコンフィールドHOKKAIDO
ファイナルステージ
レギュラーシーズン1位(1勝分のアドバンテージが与えられる)の福岡ソフトバンクホークス とファーストステージ勝者の北海道日本ハムファイターズが6戦4勝先取制で争い、勝者がSMBC日本シリーズ2024への出場権を得る。みずほPayPayドーム福岡でのファイナルステージ開催は2017年 以来7年ぶり。2020年 も開催しているが上位2チームによる3戦先勝制の変則開催だった。なおCSで両チームが対戦するのは、2018年ファーストステージ 以来6年ぶり5回目で、ファイナルステージに限ると2016年 の札幌ドーム以来8年ぶり4回目[ 注 1] 、福岡でのファイナルステージに限れば2014年 以来10年ぶり2回目となる。
福岡ソフトバンクホークスが北海道日本ハムファイターズを4勝0敗(1勝分のアドバンテージを含む)で破り、4年ぶりの日本シリーズ進出[ 2] 。
会期:10月16日から10月18日
球場:みずほPayPayドーム福岡
トーナメント表
ファーストステージ
ファイナルステージ
(6戦4勝制)みずほPayPay
ソフトバンク(パ優勝)
☆○○○
(3戦2勝制)エスコンフィールド
日本ハム
★●●●
日本ハム(パ2位)
●○○
ロッテ(パ3位)
○●●
☆・★=ファイナルステージのアドバンテージによる1勝・1敗分
ファーストステージ
2024 クライマックスシリーズ パ ファーストステージ
日付
試合
ビジター球団(先攻)
スコア
ホーム球団(後攻)
開催球場
10月12日(土)
第1戦
千葉ロッテマリーンズ
2 - 0
北海道日本ハムファイターズ
エスコンフィールドHOKKAIDO
10月13日(日)
第2戦
千葉ロッテマリーンズ
2 - 3x
北海道日本ハムファイターズ
10月14日(月)
第3戦
千葉ロッテマリーンズ
2 - 5
北海道日本ハムファイターズ
勝者:北海道日本ハムファイターズ
ファイナルステージ
2024 パーソル クライマックスシリーズ パ ファイナルステージ
日付
試合
ビジター球団(先攻)
スコア
ホーム球団(後攻)
開催球場
アドバンテージ
北海道日本ハムファイターズ
福岡ソフトバンクホークス
10月16日(水)
第1戦
北海道日本ハムファイターズ
2 - 5
福岡ソフトバンクホークス
みずほPayPayドーム福岡
10月17日(木)
第2戦
北海道日本ハムファイターズ
2 - 7
福岡ソフトバンクホークス
10月18日(金)
第3戦
北海道日本ハムファイターズ
2 - 3
福岡ソフトバンクホークス
勝者:福岡ソフトバンクホークス
始球式
ファーストS第1戦 始球式:北口榛花
ファイナルS第1戦 始球式:阿部一二三
ファイナルS第3戦 始球式:シェアフル 始球式投球バイト採用者1名
試合結果
ファーストステージ
第1戦
ロッテ
打 順
守 備
選 手
打 数
安 打
本 塁 打
打 点
得 点
三 振
四 死 球
犠 打
盗 塁
1
[左]
荻野貴司
3
1
0
0
0
0
1
0
0
左
愛斗
0
0
0
0
0
0
0
0
0
2
[二]
藤岡裕大
3
2
0
0
0
1
0
1
0
3
[右]
岡大海
4
0
0
0
0
1
0
0
0
4
[一]
ソト
3
0
0
0
0
0
1
0
0
走一
茶谷健太
0
0
0
0
0
0
0
0
0
5
[指]
ポランコ
4
2
1
1
1
1
0
0
0
6
[捕]
佐藤都志也
4
0
0
0
0
1
0
0
0
7
[三]
中村奨吾
3
1
1
1
1
1
1
0
0
8
[遊]
友杉篤輝
3
1
0
0
0
0
0
1
0
9
[中]
藤原恭大
2
1
0
0
0
0
0
1
0
日本ハム
打 順
守 備
選 手
打 数
安 打
本 塁 打
打 点
得 点
三 振
四 死 球
犠 打
盗 塁
1
[左]
淺間大基
3
0
0
0
0
3
1
0
0
2
[三]
清宮幸太郎
3
0
0
0
0
1
1
0
0
3
[指]
レイエス
4
2
0
0
0
2
0
0
0
4
[一]
郡司裕也
4
0
0
0
0
0
0
0
0
5
[二]
上川畑大悟
3
0
0
0
0
1
0
0
0
6
[右]
万波中正
3
2
0
0
0
1
0
0
0
7
[中]
松本剛
3
0
0
0
0
0
0
0
0
8
[捕]
伏見寅威
2
0
0
0
0
0
0
0
0
打
マルティネス
1
0
0
0
0
1
0
0
0
捕
田宮裕涼
0
0
0
0
0
0
0
0
0
9
[遊]
水野達稀
3
1
0
0
0
2
0
0
0
ロッテ
選 手
投 球 回
投 球 数
打 者
被 安 打
被 本 塁 打
奪 三 振
与 四 死 球
失 点
自 責 点
勝
佐々木朗希
8
112
28
5
0
9
2
0
0
H
鈴木昭汰
0.1
4
1
0
0
1
0
0
0
S
益田直也
0.2
11
2
0
0
1
0
0
0
日本ハム
選 手
投 球 回
投 球 数
打 者
被 安 打
被 本 塁 打
奪 三 振
与 四 死 球
失 点
自 責 点
敗
加藤貴之
6.1
71
24
8
2
4
0
2
2
池田隆英
0.2
12
3
0
0
0
1
0
0
齋藤友貴哉
0.2
17
4
0
0
0
2
0
0
河野竜生
0.2
10
2
0
0
1
0
0
0
山本拓実
0.2
7
2
0
0
0
0
0
0
6年ぶりのCSとなった日本ハムは、数少ないポストシーズンの経験者である加藤貴、ロッテは前年のCSでも初戦に先発した佐々木朗が先発した。
初回から両チームともランナーが出るが、両先発がしっかりと踏ん張って点を与えず4回まで0行進が続く。その中で5回表、先頭の中村がソロホームランを放ち、ロッテが1点を先制した[ 4] 。さらに7回表にはポランコもホームランを放ち、2点をリードする。ロッテの佐々木は三者凡退こそ少なかったが、後続を併殺に仕留めるなど三塁にランナーを進めさせない完璧なピッチングで8回無失点9奪三振。9回は鈴木と益田が三者凡退に仕留め、ロッテが初戦を飾りファイナルステージ進出に王手をかけた[ 5] 。
日本ハムは加藤をはじめ投手陣が踏ん張ったが、打線が佐々木の前に散発の5安打と沈黙。併殺も目立ち、崖っぷちに追い込まれた。
第2戦
10月13日 エスコンフィールド 37,638人
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
R
H
E
ロッテ
0
0
0
0
1
0
1
0
0
0
2
5
0
日本ハム
0
0
0
0
0
0
1
0
1
1x
3
9
0
[ロ]:小島 (6回1/3)、H横山 (0回2/3)、H鈴木(1回)、益田(1回)、●澤村 (0回2/3) - 佐藤
[日]:金村 (6回2/3)、河野(0回1/3)、○山﨑福也 (3回) - 田宮、伏見
勝利 :山﨑福也(1勝)
敗戦 :澤村(1敗)
本塁打 [ロ]:安田 1号(5回ソロ・金村)、角中 1号(7回ソロ・金村) [日]:万波 1号(9回ソロ・益田)
審判 [球審]福家 [塁審]山村(1B)、梅木(2B)、敷田(3B) [外審]木内 (LL)、嶋田(RL)
開始:14時01分 試合時間:3時間33分[ 6]
ロッテ
打 順
守 備
選 手
打 数
安 打
本 塁 打
打 点
得 点
三 振
四 死 球
犠 打
盗 塁
1
[右]
岡大海
5
0
0
0
0
0
0
0
0
2
[二]
藤岡裕大
4
1
0
0
0
1
0
1
0
一
茶谷健太
0
0
0
0
0
0
0
0
0
3
[左]
角中勝也
3
1
1
1
1
0
0
0
0
左
愛斗
1
0
0
0
0
1
0
0
0
4
[一]
ソト
3
0
0
0
0
0
1
0
0
走二
小川龍成
0
0
0
0
0
0
0
0
0
5
[指]
ポランコ
4
0
0
0
0
1
0
0
0
6
[捕]
佐藤都志也
3
1
0
0
0
1
1
0
0
7
[三]
安田尚憲
4
2
1
1
1
1
0
0
0
8
[遊]
友杉篤輝
4
0
0
0
0
0
0
0
0
9
[中]
藤原恭大
4
0
0
0
0
0
0
0
0
日本ハム
打 順
守 備
選 手
打 数
安 打
本 塁 打
打 点
得 点
三 振
四 死 球
犠 打
盗 塁
1
[中]
松本剛
4
1
0
0
1
0
1
0
0
2
[三]
清宮幸太郎
5
2
0
0
0
0
0
0
0
3
[左]
水谷瞬
3
0
0
0
0
2
0
0
0
左
淺間大基
2
1
0
1
0
0
0
0
0
4
[指]
レイエス
3
2
0
0
1
1
1
0
0
5
[右]
万波中正
4
1
1
1
1
1
0
0
0
6
[捕]
田宮裕涼
2
0
0
0
0
1
0
0
0
打
郡司裕也
0
0
0
0
0
0
1
0
0
走
江越大賀
0
0
0
0
0
0
0
0
0
捕
伏見寅威
1
0
0
0
0
0
0
0
0
7
[一]
マルティネス
4
1
0
1
0
1
0
0
0
8
[遊]
水野達稀
4
1
0
0
0
2
0
0
0
9
[二]
上川畑大悟
2
0
0
0
0
0
0
0
0
打二
奈良間大己
2
0
0
0
0
2
0
0
0
ロッテ
選 手
投 球 回
投 球 数
打 者
被 安 打
被 本 塁 打
奪 三 振
与 四 死 球
失 点
自 責 点
小島和哉
6.1
95
24
5
0
4
2
1
1
H
横山陸人
0.2
8
2
0
0
1
0
0
0
H
鈴木昭汰
1
11
4
1
0
1
0
0
0
益田直也
1
14
4
1
1
2
0
1
1
敗
澤村拓一
0.2
23
5
2
0
2
1
1
1
日本ハム
選 手
投 球 回
投 球 数
打 者
被 安 打
被 本 塁 打
奪 三 振
与 四 死 球
失 点
自 責 点
金村尚真
6.2
73
24
4
2
3
0
2
2
河野竜生
0.1
8
2
1
0
0
0
0
0
勝
山﨑福也
3
42
11
0
0
1
2
0
0
ファイナルステージ進出に王手をかけたロッテは小島、後がなくなった日本ハムは金村が先発した。
日本ハムは1回から3回まで連続で先頭打者を出したが、盗塁失敗、併殺などで得点できず。一方のロッテも4回までわずか1安打に抑えられたが、5回表に安田の自身今シーズン初となるソロホームランで1点を先制する[ 7] 。さらに7回表には角中のソロホームランで2点をリードし、ここまで前日のスコアとまったく同じ展開になった[ 8] 。しかしその裏、小島の2者フォアボール、また変わった横山の暴投で1死2,3塁のチャンスを作るとマルティネスのショートゴロの間に1点を返す。8回から日本ハムはリリーフとしてベンチ入りしていた山﨑福也が登板、9回も続投し無失点に抑える[ 9] 。するとその裏、ロッテの守護神益田が登板するが1死から万波が起死回生の同点アーチを放ち試合は振り出し、延長戦に突入した[ 10] 。その後10回表も山﨑が無失点に抑えると、ロッテは今シーズン対日本ハム防御率0.00の澤村が登板。簡単に2死を奪うが、そこから松本剛が四球で出塁すると清宮もつないで1,3塁のチャンスを作る。そして淺間が1ストライクからの2球目のボール球をライト前に運ぶサヨナラタイムリーを放ち3対2で日本ハムが勝利し、対戦成績を1勝1敗のタイに戻した[ 11] 。
日本ハムは前日眠っていた打線が土壇場で目覚め、ファイナル進出へ希望をつないだ。一方のロッテは頼みのリリーフが崩れ、勝利まであと2死のところから勝ちを逃した。
第3戦
10月14日 エスコンフィールド 37,478人
1
2
3
4
5
6
7
8
9
R
H
E
ロッテ
0
2
0
0
0
0
0
0
0
2
6
2
日本ハム
0
0
2
0
0
0
2
1
X
5
7
0
[ロ]:●種市 (7回)、横山(0回2/3)、菊地 (0回1/3) - 佐藤
[日]:北山 (4回2/3)、H田中正 (1回2/3)、○河野(0回2/3)、H池田(1回)、S宮西 (1回) - 田宮
勝利 :河野(1勝)
セーブ :宮西(1S)
敗戦 :種市(1敗)
審判 [球審]敷田 [塁審]梅木(1B)、木内(2B)、嶋田(3B) [外審]岩下(LL)、山村(RL)
開始:14時01分 試合時間:3時間4分[ 12]
ロッテ
打 順
守 備
選 手
打 数
安 打
本 塁 打
打 点
得 点
三 振
四 死 球
犠 打
盗 塁
1
[右]
荻野貴司
3
0
0
1
0
1
0
0
0
右
岡大海
0
0
0
0
0
0
0
0
0
2
[二]
藤岡裕大
4
0
0
0
0
1
0
0
0
3
[左]
角中勝也
1
0
0
0
0
0
2
0
0
打左
石川慎吾
1
0
0
0
0
0
0
0
0
4
[一]
ソト
4
0
0
0
0
3
0
0
0
5
[指]
ポランコ
4
0
0
0
0
2
0
0
0
6
[捕]
佐藤都志也
4
1
0
0
1
0
0
0
0
7
[三]
中村奨吾
4
1
0
0
1
1
0
0
0
8
[遊]
友杉篤輝
4
2
0
1
0
0
0
0
0
9
[中]
藤原恭大
3
2
0
0
0
0
0
0
0
日本ハム
打 順
守 備
選 手
打 数
安 打
本 塁 打
打 点
得 点
三 振
四 死 球
犠 打
盗 塁
1
[中左]
松本剛
3
1
0
0
1
0
1
0
1
2
[左]
淺間大基
3
0
0
0
0
3
0
0
0
打
水谷瞬
1
0
0
0
0
1
0
0
0
中
江越大賀
0
0
0
0
0
0
0
0
0
3
[三]
清宮幸太郎
4
2
0
2
1
0
0
0
1
4
[指]
レイエス
4
0
0
0
0
2
0
0
0
5
[右]
万波中正
3
2
0
1
0
1
1
0
0
6
[一]
郡司裕也
4
0
0
0
1
1
0
0
0
7
[二]
上川畑大悟
3
0
0
0
0
0
0
0
0
8
[捕]
田宮裕涼
2
0
0
0
1
1
1
0
0
9
[遊]
水野達稀
3
2
0
2
1
0
0
0
0
ロッテ
選 手
投 球 回
投 球 数
打 者
被 安 打
被 本 塁 打
奪 三 振
与 四 死 球
失 点
自 責 点
敗
種市篤暉
7
111
28
5
0
6
3
4
3
横山陸人
0.2
16
4
2
0
2
0
1
0
菊地吏玖
0.1
4
1
0
0
1
0
0
0
日本ハム
選 手
投 球 回
投 球 数
打 者
被 安 打
被 本 塁 打
奪 三 振
与 四 死 球
失 点
自 責 点
北山亘基
4.2
93
21
5
0
4
2
2
2
H
田中正義
1.2
20
5
0
0
2
0
0
0
勝
河野竜生
0.2
9
3
1
0
1
0
0
0
H
池田隆英
1
12
3
0
0
1
0
0
0
S
宮西尚生
1
8
3
0
0
0
0
0
0
日本ハムは北山、ロッテは種市が先発した。
ロッテは2回、二塁打と内野安打で1死1、3塁のチャンスを作ると、友杉がセーフティスクイズを決め、3試合連続で先制。さらに荻野の犠牲フライで1点を追加し、これまた3試合連続2点をリードする展開となった[ 13] 。しかし3回裏、日本ハムは2死2、3塁のチャンスを作ると清宮が2点タイムリーを放ち、試合は振り出しに戻った[ 14] 。5回表、2死から北山が四球を与えると、新庄監督は北山をここで下ろし、シーズン中は守護神として活躍した田中正義を投入した。田中はソトを三球三振に仕留めると、6回も登板し三者凡退、更に7回も続投させ1死を奪ったところで河野にスイッチした。するとその裏、日本ハムは先頭の万波が四球で出塁すると、続く郡司のバント処理で種市が悪送球、無死1、2塁のチャンスを作る。しかし、次の上川畑がバントをキャッチャーの目の前に転がしてしまい、2-5-3のダブルプレーで一気に2死2塁までチャンスが萎んでしまう。ピンチを脱したかに見えた種市だったが、制球が安定せず次の田宮にも四球を与え1、2塁とすると、水野がフルカウントから値千金のタイムリースリーベースを放ち、日本ハムが2点を勝ち越した[ 15] 。8回には万波の適時打で追加点をあげ、5対2となった9回表、新庄監督は宮西を送り出した。最後は友杉を三ゴロに仕留め試合終了。日本ハムが一つ負けてからの連勝で、ファイナルステージ進出を決めた[ 16] 。
日本ハムがファイナルステージに出場するのは8年ぶり、2位からの進出は初となった。パ・リーグのCSで一つ負けてからの連勝でファイナルステージに進んだのは5年ぶり3度目であった。
日本ハムは、3試合とも先発が2失点で抑え、リリーフが全て無失点で繋ぐ安定ぶりを見せ、最後は打線が噛み合い勝ち上がった。一方のロッテは、打線が全試合2得点、適時打は一つだけと繋がりを欠いた。特に4番のソトは3試合10打数無安打と沈黙し、投手陣も勝負所で打たれ、8年ぶりにファーストステージで敗退した。
ファイナルステージ
第1戦
10月16日 みずほPayPay 40,142人
1
2
3
4
5
6
7
8
9
R
H
E
日本ハム
0
0
1
0
0
0
1
0
0
2
7
0
ソフトバンク
0
1
1
1
1
0
0
1
X
5
11
0
[日]:●伊藤 (5回2/3)、宮西(0回1/3)、杉浦 (1回1/3)、柳川 (0回2/3) - 伏見
[ソ]:○有原 (7回)、Hヘルナンデス (1回)、Sオスナ (1回) - 甲斐
勝利 :有原(1勝)
セーブ :オスナ(1S)
敗戦 :伊藤(1敗)
本塁打 [日]:レイエス 1号(7回ソロ・有原) [ソ]:今宮 1号(4回ソロ・伊藤)、栗原 1号(5回ソロ・伊藤)、山川 1号(8回ソロ・杉浦)
審判 [球審]吉本 [塁審]市川 (1B)、白井 (2B)、山口 (3B) [外審]川口 (LL)、村山 (RL)
開始:18時00分 試合時間:2時間40分[ 17]
日本ハム
打 順
守 備
選 手
打 数
安 打
本 塁 打
打 点
得 点
三 振
四 死 球
犠 打
盗 塁
1
[左]
矢澤宏太
3
1
0
1
0
1
0
0
0
打
水谷瞬
1
0
0
0
0
1
0
0
0
2
[中]
松本剛
4
1
0
0
0
1
0
0
0
3
[三]
清宮幸太郎
4
0
0
0
0
2
0
0
0
4
[指]
レイエス
4
2
1
1
1
2
0
0
0
5
[右]
万波中正
3
0
0
0
0
2
1
0
0
6
[一]
郡司裕也
3
0
0
0
0
1
1
0
0
7
[遊]
水野達稀
3
2
0
0
1
1
0
0
0
8
[捕]
伏見寅威
2
1
0
0
0
0
0
1
0
9
[二]
中島卓也
1
0
0
0
0
0
0
1
0
打
淺間大基
1
0
0
0
0
1
0
0
0
二
上川畑大悟
0
0
0
0
0
0
0
0
0
ソフトバンク
打 順
守 備
選 手
打 数
安 打
本 塁 打
打 点
得 点
三 振
四 死 球
犠 打
盗 塁
1
[右]
柳田悠岐
4
0
0
0
0
1
0
0
0
右
川村友斗
0
0
0
0
0
0
0
0
0
2
[二]
川瀬晃
4
2
0
0
1
1
0
0
0
3
[三]
栗原陵矢
4
1
1
1
1
1
0
0
0
4
[一]
山川穂高
4
2
1
2
1
1
0
0
0
5
[指]
近藤健介
4
1
0
0
1
2
0
0
0
6
[遊]
今宮健太
4
3
1
1
1
0
0
0
0
7
[左]
正木智也
3
1
0
1
0
1
0
1
0
左
緒方理貢
0
0
0
0
0
0
0
0
0
8
[捕]
甲斐拓也
3
0
0
0
0
3
0
0
0
9
[中]
周東佑京
3
1
0
0
0
1
0
0
1
日本ハム
選 手
投 球 回
投 球 数
打 者
被 安 打
被 本 塁 打
奪 三 振
与 四 死 球
失 点
自 責 点
敗
伊藤大海
5.2
97
26
10
2
9
0
4
4
宮西尚生
0.1
1
0
0
0
0
0
0
0
杉浦稔大
1.1
13
5
1
1
1
0
1
1
柳川大晟
0.2
5
2
0
0
1
0
0
0
ソフトバンク
選 手
投 球 回
投 球 数
打 者
被 安 打
被 本 塁 打
奪 三 振
与 四 死 球
失 点
自 責 点
勝
有原航平
7
81
27
6
1
8
2
2
2
H
ヘルナンデス
1
11
3
1
0
2
0
0
0
S
オスナ
1
13
3
0
0
2
0
0
0
先発投手はともにシーズン14勝で最多勝タイトルを同時受賞しながら、シーズン中5試合に登板し0勝2敗防御率4.11とパ・リーグ5球団のうち日本ハムを最も苦手としているソフトバンク・有原航平と、6試合に登板し4勝1敗防御率2.63、みずほPayPayドームでも3試合2勝0敗防御率1.57と今シーズンのパ・リーグでソフトバンク戦を球団、球場ともに最も得意としている日本ハム・伊藤大海という対照的な両投手の対戦となった。
有原が1回表を三者凡退で抑えた後、1回裏、2回表はともに走者を出しながら併殺打に打ち取り、ソフトバンクは2回裏1死から、9月16日の試合で盗塁した際に右足首捻挫で途中退場し戦線離脱してから1か月ぶりの実戦となる近藤健介が中越二塁打を放つと、今宮健太、正木智也の連続左前打でソフトバンクが先制[ 18] 。直後の3回表、日本ハムは水野達稀と伏見寅威の連続安打から中島卓也の犠打で1死2、3塁とした後、矢澤宏太の三塁内野安打で同点に追いつき[ 19] 、なおも1死1、3塁と逆転のチャンスだったが、続く松本剛の中堅へ抜けそうな当たりをソフトバンク二塁手川瀬晃が好捕、ソフトバンク小久保裕紀監督が「このCSの流れを引き寄せる非常に大きなプレーだった」「あのプレーは本当に左右したと思います」と、シリーズ終了後にターニングポイントに挙げたプレーにより[ 20] 併殺打とされ勝ち越しならず[ 21] 。ピンチを切り抜けたソフトバンクはその裏1死から川瀬がこの日2本目の安打で出塁すると、2死1塁から、レギュラーシーズンでは16打数2安打と伊藤を苦手としていた山川穂高が中越適時二塁打で川瀬が生還、ソフトバンクが2-1と再びリードする[ 22] 。ソフトバンクは4回表先頭打者の今宮健太が伊藤の初球を捉え左翼ホームランテラスへのソロ本塁打で3-1とすると[ 23] 、5回裏にも栗原陵矢のソロ本塁打で4-1と点差を広げる[ 24] 。一方、4回から6回まで無安打に抑えられていた日本ハムは7回表、先頭のレイエスが左本塁打で4-2とし、なおも2死2、3塁と一打同点のチャンスを迎えたが、代打淺間大基が有原に三振に打ち取られ追加点ならず[ 25] 。日本ハムは8回表も1死後ソフトバンク2番手ヘルナンデスから松本剛が安打で出塁したものの、清宮幸太郎が三振した際盗塁を試みた松本が失敗し併殺となる。その裏ソフトバンクは山川が日本ハム3人目杉浦稔大から左翼スタンド中段に飛び込むソロ本塁打で5-2とリードを再び3点に広げ[ 26] 、9回表はソフトバンク3番手のオスナが3人で抑え5-2で終了、ソフトバンクが先勝しアドバンテージを含め2勝0敗とした[ 27] 。
第2戦
10月17日 みずほPayPay 40,142人
1
2
3
4
5
6
7
8
9
R
H
E
日本ハム
1
1
0
0
0
0
0
0
0
2
10
0
ソフトバンク
3
1
0
0
1
1
1
0
X
7
11
0
[日]:●加藤貴(1回2/3)、生田目 (2回1/3)、宮西(1回)、柳川(0回2/3)、福島 (2回1/3) - 田宮
[ソ]:○モイネロ (6回)、杉山 (1回)、ヘルナンデス(1回)、オスナ(1回) - 甲斐
勝利 :モイネロ(1勝)
敗戦 :加藤貴(1敗)
本塁打 [ソ]:近藤 1号(1回2ラン・加藤貴)、山川2号(5回ソロ・宮西)、3号(7回ソロ・福島)
審判 [球審]山口 [塁審]白井(1B)、川口(2B)、村山(3B) [外審]小林 (LL)、市川(RL)
開始:18時00分 試合時間:3時間18分[ 28]
日本ハム
打 順
守 備
選 手
打 数
安 打
本 塁 打
打 点
得 点
三 振
四 死 球
犠 打
盗 塁
1
[右]
万波中正
5
1
0
0
1
1
0
0
0
2
[三一]
清宮幸太郎
5
2
0
1
0
0
0
0
0
3
[一]
マルティネス
3
0
0
0
0
1
1
0
0
三
石井一成
0
0
0
0
0
0
0
0
0
4
[指]
レイエス
4
1
0
0
0
1
0
0
0
走指
五十幡亮汰
0
0
0
0
0
0
0
0
0
5
[一]
郡司裕也
2
0
0
0
0
0
0
0
0
打
水谷瞬
1
0
0
0
0
1
0
0
0
左
淺間大基
1
0
0
0
0
0
0
0
0
6
二
上川畑大悟
4
2
0
0
1
0
0
0
0
7
[遊]
水野達稀
4
1
0
0
0
2
0
0
0
8
[捕]
田宮裕涼
4
1
0
0
0
1
0
0
0
9
[中]
松本剛
3
2
0
1
0
0
0
0
0
ソフトバンク
打 順
守 備
選 手
打 数
安 打
本 塁 打
打 点
得 点
三 振
四 死 球
犠 打
盗 塁
1
[二]
ダウンズ
3
2
0
0
1
1
2
0
0
走二
牧原大成
0
0
0
0
0
0
0
0
0
2
[右]
柳田悠岐
4
1
0
1
0
0
1
0
0
右
川村友斗
0
0
0
0
0
0
0
0
0
3
[三]
栗原陵矢
5
0
0
0
0
1
0
0
0
4
[一]
山川穂高
4
3
2
3
3
1
0
0
0
5
[指]
近藤健介
3
1
1
2
1
1
1
0
0
走指
笹川吉康
0
0
0
0
0
0
0
0
0
6
[遊]
今宮健太
4
2
0
0
1
0
0
0
0
7
[左]
正木智也
4
1
0
0
1
0
0
0
0
左
緒方理貢
0
0
0
0
0
0
0
0
0
8
[捕]
甲斐拓也
3
1
0
0
0
2
0
1
0
9
[中]
周東佑京
3
0
0
1
0
1
0
0
0
日本ハム
選 手
投 球 回
投 球 数
打 者
被 安 打
被 本 塁 打
奪 三 振
与 四 死 球
失 点
自 責 点
敗
加藤貴之
1.2
28
9
4
1
0
0
4
4
生田目翼
2.1
35
10
3
0
4
0
0
0
宮西尚生
1
19
4
1
1
1
0
1
1
柳川大晟
0.2
33
6
2
0
0
2
1
1
福島蓮
2.1
35
10
1
1
2
2
1
1
ソフトバンク
選 手
投 球 回
投 球 数
打 者
被 安 打
被 本 塁 打
奪 三 振
与 四 死 球
失 点
自 責 点
勝
モイネロ
6
100
27
8
0
4
1
2
2
杉山一樹
1
12
3
0
0
1
0
0
0
ヘルナンデス
1
20
4
1
0
1
0
0
0
オスナ
1
16
4
1
0
1
0
0
0
第2戦先発は、今年日本ハム戦1勝2敗で、9月3日のみずほPayPayドームの試合では初回の5失点を含む3回6失点で敗戦投手となったソフトバンク・モイネロと、今年のソフトバンク戦4登板で0勝3敗、8月2日のみずほPayPayドームの試合では4回5失点で敗戦投手となった日本ハム・加藤貴之。
日本ハムは初回、モイネロと相性の良い先頭打者万波中正と2番清宮幸太郎の連続二塁打で先制。しかしその裏ソフトバンクは、9月に加藤から来日初本塁打を放った先頭打者ダウンズが左前打で出塁、2死2塁となり山川穂高の左前打でダウンズが生還し同点に追いつくと、続く近藤健介が初球をライトスタンドに2点本塁打し3-1と逆転する[ 29] 。日本ハムは2回に松本剛の中犠飛で1点差としたが、その裏ソフトバンクは周東の右犠飛でリードを広げ、この時点で加藤は降板。2番手生田目翼は2回1/3を無失点に抑えたものの、5回には3番手宮西尚生が2死から山川にソロ本塁打を被弾、6回は4番手柳川大晟 が2死1、3塁からダウンズ、柳田悠岐に連続四球で押し出し、7回には5番手福島蓮が山川に2打席連続となるソロ本塁打を許し7-2。日本ハムは5回には2死満塁、6回は1死2、3塁の追撃のチャンスを活かせず、7回以降も杉山一樹、ヘルナンデス、オスナの継投に抑えられ、10安打を放ちながら1戦目と同じ2得点に終わった[ 30] 。
第3戦
10月18日 みずほPayPay 40,142人
1
2
3
4
5
6
7
8
9
R
H
E
日本ハム
0
0
2
0
0
0
0
0
0
2
5
1
ソフトバンク
2
0
0
1
0
0
0
0
X
3
7
1
[日]:●山﨑福也(3回2/3)、生田目(0回1/3)、バーヘイゲン (2回)、齋藤友(1回) 、田中正(1回)- 伏見
[ソ]:○スチュワート・ジュニア (5回)、H尾形 (1回)、H杉山(1回)、Hヘルナンデス(1回)、Sオスナ(1回) - 甲斐
勝利 :スチュワート・ジュニア(1勝)
セーブ :オスナ(2S)
敗戦 :山﨑福也(1敗)
本塁打 [日]:伏見 1号(3回ソロ・スチュワート・ジュニア)
審判 [球審]村山 [塁審]川口(1B)、小林(2B)、市川(3B) [外審]吉本(LL)、白井(RL)
開始:18時00分 試合時間:2時間50分[ 31]
日本ハム
打 順
守 備
選 手
打 数
安 打
本 塁 打
打 点
得 点
三 振
四 死 球
犠 打
盗 塁
1
[一]
マルティネス
3
0
0
0
0
1
0
0
0
打
上川畑大悟
0
0
0
0
0
0
1
0
0
走指
五十幡亮汰
0
0
0
0
0
0
0
0
1
2
[指]
レイエス
3
0
0
0
0
2
1
0
0
3
[三]
清宮幸太郎
4
0
0
0
0
0
0
0
0
4
[右]
万波中正
4
1
0
1
0
1
0
0
0
5
[左一]
郡司裕也
3
0
0
0
0
0
0
0
0
打
清水優心
1
1
0
0
0
0
0
0
0
左
江越大賀
0
0
0
0
0
0
0
0
0
6
[遊]
水野達稀
3
1
0
0
0
1
0
1
0
7
[中]
松本剛
3
0
0
0
0
1
0
1
0
8
[捕]
伏見寅威
4
1
1
1
1
1
0
0
0
9
二
石井一成
3
1
0
0
1
2
0
0
0
ソフトバンク
打 順
守 備
選 手
打 数
安 打
本 塁 打
打 点
得 点
三 振
四 死 球
犠 打
盗 塁
1
[二]
ダウンズ
4
1
0
0
0
1
0
0
0
二
牧原大成
0
0
0
0
0
0
0
0
0
2
[右]
柳田悠岐
4
0
0
0
1
3
0
0
0
右
川村友斗
0
0
0
0
0
0
0
0
0
3
[三]
栗原陵矢
4
0
0
0
0
0
0
0
0
4
[一]
山川穂高
4
1
0
1
1
0
0
0
0
5
[指]
近藤健介
4
4
0
1
1
0
0
0
0
6
[遊]
今宮健太
2
0
0
0
0
1
0
2
0
7
[左]
正木智也
2
0
0
0
0
0
1
0
0
左
緒方理貢
0
0
0
0
0
0
0
0
0
8
[捕]
甲斐拓也
3
0
0
0
0
1
0
0
0
9
[中]
周東佑京
3
1
0
1
0
0
0
0
0
日本ハム
選 手
投 球 回
投 球 数
打 者
被 安 打
被 本 塁 打
奪 三 振
与 四 死 球
失 点
自 責 点
敗
山﨑福也
3.2
61
18
5
0
1
1
3
2
生田目翼
0.1
1
1
0
0
0
0
0
0
バーヘイゲン
2
20
7
1
0
2
0
0
0
齋藤友貴哉
1
9
3
0
0
2
0
0
0
田中正義
1
22
4
1
0
1
0
0
0
ソフトバンク
選 手
投 球 回
投 球 数
打 者
被 安 打
被 本 塁 打
奪 三 振
与 四 死 球
失 点
自 責 点
勝
スチュワート・ジュニア
5
86
21
4
1
3
1
2
2
H
尾形崇斗
1
10
3
0
0
1
0
0
0
H
杉山一樹
1
11
3
0
0
2
0
0
0
H
ヘルナンデス
1
15
4
0
0
2
1
0
0
S
オスナ
1
17
4
1
0
1
0
0
0
第3戦先発は、今年日本ハム戦2勝2敗のソフトバンク・スチュワート・ジュニアと、今年のソフトバンク戦6登板で3勝1敗の日本ハム・山﨑福也。9月17日のみずほPayPayドームの試合でこの両投手は直接対決しており、山﨑が6回1失点で勝利投手、スチュワートが5回2/3で2失点で敗戦投手となっていた。
1回裏ソフトバンクは2死1塁から山川穂高の二塁打と近藤健介のライト線エンタイトル二塁打で2点を先制する[ 32] 。日本ハムは3回に先頭打者の伏見寅威の本塁打で1点差とし、その後2死1、3塁から万波中正の中前適時打で同点に追いつく[ 33] 。 4回裏ソフトバンクは1死2塁から正木智也の三直を清宮幸太郎がエラーし1、3塁とすると、周東佑京の左前適時打で3-2とする[ 34] 。日本ハムは山﨑から前日無失点に抑えた生田目翼に交代、バーヘイゲン、齋藤友貴哉、田中正義の投手リレーで追加点を許さなかったが、ソフトバンクも5回まで投げたスチュワートの後、尾形崇斗、杉山一樹と繋ぎ、8回、9回はいずれも3連投となるヘルナンデス、オスナが無失点で抑えそのまま3-2で3連勝、アドバンテージ1勝を加えて4勝で4年ぶり21度目の日本シリーズ出場を決めた[ 35] 。ソフトバンクがクライマックスシリーズを無敗で突破するのは2011年、2015年、2020年(アドバンテージ含む3勝)に続き4度目、NPBでは2023年の阪神タイガース以来16度目 。21度目の日本シリーズ進出は、埼玉西武ライオンズに並ぶパリーグ最多タイとなる。また小久保裕紀監督は新人監督として2021年の中嶋聡(オリックス)以来19人目の日本シリーズ出場で、新人監督が無傷でCSを突破したのは2012年栗山英樹(日本ハム)、2015年工藤公康(ソフトバンク)、2021年中嶋に次いで4人目[ 36] 。
表彰選手
[ 37]
MVP
山川穂高 (ソフトバンク)
ファイナルステージ3試合全てにフル出場し、第1戦では1-1の同点から突き放す適時二塁打とダメ押しのソロ本塁打、第2戦では2打席連続本塁打を含む3安打3打点、第3戦では先制点となる適時二塁打を放つなど、打率.500(12-6)3本塁打6打点を記録。
パーソル賞
今宮健太 (ソフトバンク)
同じくファイナルステージ3試合全てにフル出場し、第1戦で本塁打含む3安打、3試合で打率.500(10-5)1本塁打1打点を記録。
テレビ・ラジオ放送およびネット配信
テレビ放送
ファーストステージ放送日程 [ 38]
第1戦(10月12日)
札幌テレビ ≪地上波、日本テレビ系列、北海道ローカル≫[ 39]
放送時間:13:50 - 17:00(延長の場合サブチャンネル(052ch)で放送)[ 40]
GAORA ≪有料CS≫[ 42]
放送時間:13:30 - (試合終了) (再放送)19:00 - 翌0:00(試合終了まで延長)
第2戦(10月13日)
北海道放送 ≪地上波、TBS系列、北海道ローカル≫ [ 43]
放送時間:13:30 - 17:00(延長の有無未定)
GAORA≪有料CS≫
放送時間:13:30 - (試合終了) (再放送)19:00 - 翌0:00(試合終了まで延長)
第3戦(10月14日)
BS朝日 [ 45]
放送時間:13:55 - (試合終了)(16:54以降サブチャンネルで放送の場合あり)
ファイナルステージ放送日程 [ 46]
第1戦(10月16日)
北海道テレビ≪地上波、テレビ朝日系列、北海道ローカル≫
TOKYO MX [ 48] ≪地上波、独立局、東京都ローカル≫
放送時間:MX1・19:00 - 21:25、MX2・21:25 - 22:00
第2戦(10月17日)
札幌テレビ ≪地上波、日本テレビ系列、北海道ローカル≫
放送時間:18:15 - 21:00(最大延長22:00まで)[ 52]
TOKYO MX
放送時間:MX1・19:00 - 21:25、MX2・21:25 - 22:00
第3戦(10月18日)
テレビ西日本 ≪地上波、フジテレビ系列、福岡県 ローカル≫
放送時間:18:09 - 21:30(当初予定の21:58より前倒し終了[ 注 2] )
TOKYO MX
放送時間:MX1・19:00 - 21:25、MX2・21:25 - 22:00
BS朝日 [ 55]
放送時間:18:00 - (試合終了まで。20:54以降はサブチャンネル(152ch)へ移行して放送)[ 54]
打ち切りとなった試合
第4戦(10月19日)
第5戦(10月20日)
九州朝日放送
北海道テレビ《地上波、テレビ朝日系列、北海道ローカル》
BS松竹東急
スポーツライブ+
第6戦(10月21日)
福岡放送
札幌テレビ
上記2局はセ・リーグファイナルの巨人対DeNA戦第6戦(日本テレビ系全国放送)へ差し替え
NHK BS(試合開始当初、並びに延長時サブチャンネルへ移行して放送の場合があった)
スポーツライブ+
ラジオ放送
ファーストステージ放送日程 [ 38]
第1戦(10月12日)
第2戦(10月13日)
第3戦(10月14日)
ファイナルステージ放送日程 [ 46]
/
北海道ローカル向けのHBCは第2戦までRKBからネット受けしたのち、第3戦は北海道のスタジオからのオフチューブによる自社実況とした。STV-Rは全試合KBCからのネット受けとした。
第1戦(10月16日)
第2戦(10月17日)
NHKラジオ第1 [ 60] ≪福岡県ローカル≫
放送時間:18:00 - (試合終了)(18:50 - 19:30 ニュース中断)
第3戦(10月18日)
打ち切りとなった試合
全試合ともRKBラジオ≪福岡県ローカル≫、KBCラジオ≪STV-Rにネット≫、HBCラジオ≪北海道ローカル≫、第5戦(10月20日)のみNHKラジオ第1 [ 61] ≪全国放送≫ の放送予定があった
ネット配信
(ファーストステージ・ファイナルステージ共通)
(ファイナルステージのみ)
脚注
注釈
出典
関連項目
外部リンク
前期後期制
2チーム変則実施
上位3チーム進出
1983年から1985年は、シーズン終了時、5ゲーム差以内のみ実施の変則プレーオフ。 2020年は上位2チームのみで実施。