2022年世界ジュニアカーリング選手権大会とは？わかりやすく解説

世界ジュニアカーリング選手権大会2022 (英語: World Junior Curling Championships 2022、略語: WJCC2022) は、2022年 5月15日から5月22日までスウェーデン・ヨンショーピング市で開催された世界ジュニアカーリング選手権である^[1]。

概要

競技は男女各10チームが参加して男子団体と女子団体の2種目が実施され、男子はスコットランドが11回目となる優勝^[2]^[3]、女子は日本が初優勝した^[4]^[5]。この大会は当初3月に開催予定であったが、新型コロナウイルス感染症蔓延の影響により5月に延期して開催された^[6]。

開催国であるスウェーデンと前回大会である2020年世界ジュニアカーリング選手権大会の上位から5つの国と地域、また、予選大会である2022年世界ジュニアBカーリング選手権大会 (1月)（英語版）が大会途中の4日目で中止となったため^[7]^[8]、世界ランキング上位の4カ国の合計10の国と地域が出場した。なお、前回大会で6位であったロシアは出場権を獲得していたが、2022年ロシアのウクライナ侵攻に伴う世界カーリング連盟の規則変更により出場は取り消しとなった^[9]。

出場国の選考（男子）
選考枠	枠数	順位	国・地域・組織
開催国	1	—	スウェーデン
前回大会上位	6→5	1	カナダ
		2	スイス
		3	スコットランド
		4	ドイツ
		6	~~ロシア~~（取り消し）^[9]
		7	アメリカ合衆国
B選手権上位	3→0	1	大会中止のため、対象なし。
		2
		3
世界ランキング上位	0→4		イタリア
			ニュージーランド
			ノルウェー
			韓国^[10]
計	10

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凡例
Q	決勝トーナメント進出
B	B選手権へ降格

ラウンドロビン（男子）
国・地域	勝	負	直	DSC^[11]	順位	備考
スコットランド	8	1		18.18	1	Q
ドイツ	7	2		30.09	2	Q
カナダ	6	3	1–0	40.06	3	Q
ノルウェー	6	3	0–1	32.98	4	Q
スイス	5	4	1–0	32.78	5
アメリカ合衆国	5	4	0–1	26.28	6
韓国	4	5		34.84	7
イタリア	3	6		35.13	8	B
スウェーデン	1	8		51.86	9	B
ニュージーランド	0	9		99.56	10	B

シートB	1	2	3	4	5	6	7	8	9	10	計
ドイツ	0	2	0	2	0	1	0	2	0	1	8
カナダ	0	0	0	0	2	0	2	0	1	0	4

シートD	1	2	3	4	5	6	7	8	9	10	計
スコットランド	2	0	0	2	1	1	0	1	0	X	7
ノルウェー	0	0	1	0	0	0	2	0	2	X	5

シートA	1	2	3	4	5	6	7	8	9	10	計
ノルウェー	0	2	0	0	1	0	1	0	X	X	4
カナダ	1	0	4	2	0	4	0	2	X	X	13

シートC	1	2	3	4	5	6	7	8	9	10	計
スコットランド	1	0	2	0	0	2	1	1	X	X	7
ドイツ	0	0	0	1	0	0	0	0	X	X	1

開催国であるスウェーデンと前回大会である2020年世界ジュニアカーリング選手権大会の上位から5カ国、また、予選大会である2022年世界ジュニアBカーリング選手権大会 (1月)（英語版）が女子の部が開催される前に中止となったため^[7]^[8]、世界ランキング上位から4つの合計10の国と地域が出場した。なお、前回大会3位のロシアは出場権を獲得していたが、2022年ロシアのウクライナ侵攻に伴う世界カーリング連盟の規則変更により出場は取り消しとなった^[9]。

出場国の選考（女子）
選考枠	枠数	順位	国・地域・組織
開催国	1	—	スウェーデン
前回大会上位	6→5	1	カナダ
		2	韓国
		3	~~ロシア~~（取り消し）^[9]
		4	日本
		5	スイス
		6	デンマーク
B選手権上位	3→0	1	大会中止のため、対象なし。
		2
		3
世界ランキング上位	0→4		ラトビア
			ノルウェー
			アメリカ合衆国
			~~ハンガリー~~（辞退）^[10]
			スコットランド^[10]
計	10

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