2022年のロシアのウクライナ侵攻
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 23:10 UTC 版)
「沿ドニエストル共和国」の記事における「2022年のロシアのウクライナ侵攻」の解説
2022年にはウクライナとロシアの関係が緊迫し、ロシアが国境に軍を集結させてウクライナに侵攻した。このことによりウクライナに面し、ロシア連邦軍が駐留する沿ドニエストル共和国の軍事的な存在感が注目されるようになった。ロシア中央軍管区副司令官のルスタム・ミネカエフは4月22日、ウクライナ南部制圧が任務の一つであり、それを達成すれば「ロシア語を話す人々が抑圧されている」沿ドニエストルへのアクセスが確保できるとインタファクス通信やタス通信に語った。 沿ドニエストル共和国側からモルドバにロシア軍が侵攻するリスクが高まったとする報道もみられた。 同年4月25日、ロシア国営通信は首都ティラスポリにある国家保安省の建物周辺で爆発音が相次いだと報じた。これに対しロシアと交戦中のウクライナ国防省は、複数回の爆発はロシア連邦保安局の自作自演による計画的な挑発行為との見解を示した。 5月14日、ウクライナ軍参謀本部は、トランスニストリアでは、武装集団が通常の活動モードに移行している一方、同地域に駐留するロシアの作戦部隊は、引き続き厳戒態勢を敷いていると発表した。
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