2020年版アルゴリズムの変更点
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/04 07:02 UTC 版)
「新生児蘇生法」の記事における「2020年版アルゴリズムの変更点」の解説
2015年版アルゴリズムから2020年版アルゴリズムにかけての変更点として、下記の内容が挙げられている。 新生児蘇生法の本質である救命の流れの強調(救命の流れを出生から評価と介入を直線的に配置した) 出生前のステップとしてブリーフィングの表記の追加 人工呼吸に引き続く胸骨圧迫時の『+酸素』の表記の追加(胸骨圧迫を開始すると共に酸素投与が必要になることを明記) アドレナリン投与の優先順位から独立した表記へ変更 努力呼吸またはチアノーゼの『共にあり』から『どちらかあり』で安定化の流れに進むように変更 安定化の流れでは最初の介入は直ちに行うのではなく、『SpO2モニタを装着し必要時CPAPまたは酸素投与』に変更 チアノーゼを『チアノーゼ(酸素化不良)』の表記へ変更 CPAPまたはフリーフロー酸素投与を開始した後、新たな評価基準として『改善傾向あり』を追加 介入後の評価で努力呼吸とチアノーゼ(酸素化不良)に『改善傾向なし』の場合は原因検索を行いながら対応を検討に変更 蘇生後のケアは『注意深く呼吸観察を継続』のみへ変更 注釈 (a)、(b)、の簡略化
※この「2020年版アルゴリズムの変更点」の解説は、「新生児蘇生法」の解説の一部です。
「2020年版アルゴリズムの変更点」を含む「新生児蘇生法」の記事については、「新生児蘇生法」の概要を参照ください。
- 2020年版アルゴリズムの変更点のページへのリンク