2018年 NextGenファイナルズ準優勝
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「アレックス・デミノー」の記事における「2018年 NextGenファイナルズ準優勝」の解説
2018年初頭のブリスベン国際でワールドカードを手にし、1回戦でスティーブ・ジョンソンを破ると、2回戦では世界24位のミロシュ・ラオニッチをストレートで破る金星を挙げた。準々決勝では予選から勝ち上がったマイケル・モーに勝利し、準決勝でライアン・ハリソンに敗れた。2009年に始まったブリスベン国際の歴史において、もっとも低ランクかつもっとも若くしてベスト4となった選手である。つづくシドニー国際ではフェルナンド・ベルダスコ、ダミル・ジュムール、フェリシアーノ・ロペスを立て続けに破り、ATPツアーで2週連続2度目の準決勝に進出した。2005年のラファエル・ナダル以降では、2連続でATPツアーの準決勝に進出したもっとも若い選手である。準決勝ではブノワ・ペールを下し、決勝でダニール・メドベージェフに敗れた。全豪オープンでは1回戦で第19シードのトマーシュ・ベルディハに敗れた。 2018年2月のドイツ代表戦において、18歳でオーストラリア代表としてデビスカップデビューした。5番手で世界5位のアレクサンダー・ズベレフと対戦し、フルセットの末に敗れた。3月のBNPパリバ・オープンでは1回戦に勝利したが、優勝することになるフアン・マルティン・デル・ポトロに2回戦で敗れた。マイアミ・オープンでは予選を突破したが、1回戦で西岡良仁に敗れた。4月には地元アリカンテでのJCフェレーロ・チャレンジャーでチャレンジャーツアー3度目の決勝に進出した。全仏オープンにはワイルドカードで出場したが、1回戦で第16シードのカイル・エドマンドに敗れた。その後にはチャレンジャーツアーで2大会続けて決勝に進出したが、それぞれジェレミー・シャルディーとダニエル・エバンスに敗れた。ウィンブルドン選手権では、1回戦でマルコ・チェッキナートに、2回戦でピエール=ユーグ・エルベールに勝利したが、3回戦で第1シードのラファエル・ナダルに敗れた。 8月のシティ・オープンではバセク・ポシュピシル、第11シードのスティーブ・ジョンソン、鄭現に勝利。準々決勝ではアンディ・マリーの棄権によって準決勝に進出し、準決勝ではアンドレイ・ルブレフに勝ってATP500シリーズで初めて決勝に進出した。決勝では第1シードのアレクサンダー・ズベレフに敗れたが、世界ランキングをトップ50にまで引き上げた。全米オープンは3回戦で敗退した。
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