2012年-:フリー・トゥ・プレイとインディーズゲームの時代
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「フィンランドのコンピュータゲーム産業の歴史」の記事における「2012年-:フリー・トゥ・プレイとインディーズゲームの時代」の解説
ダウンロード販売のシステムにより2011年以降スタートアップ会社の参入が多くなった。2001年から2014年までの間、新しく成立したゲームスタジオは179社あり、外国からフィンランドのコンピュータゲーム業界への投資は12.6億ユーロに上った。Angry Birdsの成功に触発されて、フリー・トゥ・プレイのモデル(収入源は小額決済である)が最も多く使用された。Supercell社はフリー・トゥ・プレイのゲームをいくつかローンチしており、うち2012年にローンチしたHay Day(英語版)とクラッシュ・オブ・クラン、2014年にローンチしたBoom Beach(英語版)が成功を収めた。 2013年時点のSupercell売上高は6.72億ユーロだった。同年にはSupercellの株式の大半がソフトバンクとガンホーに売却された。ソフトバンクがSupercellの株式を購入すると、Supercell社の価値が55億米ドルまで上がり、それまで価値の一番高い携帯電話ゲームスタジオである可能性が高い。 2014年、コンピュータゲーム産業の中心にあたる開発とゲームサービスの総売上高は24億ユーロである。これは情報通信技術産業の売上高の25パーセントにあたり、また文化産業の付加価値の2割にあたる。
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