2011年のエリザベス女王のアイルランド公式訪問
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「血の日曜日事件 (1920年)」の記事における「2011年のエリザベス女王のアイルランド公式訪問」の解説
2011年5月17日(火)から20日(金)にかけて、イギリスの君主としては100年ぶりにエリザベス女王がアイルランドを訪問した(英語版)。国賓としての訪問だった。訪問初日に女王は、アイルランド独立のために亡くなった人々を讃えた「追悼の庭(Garden of Remembrance)(英語版)」にてアイルランド大統領とともに献花した。訪問2日目の18日(水)には、第一次世界大戦中にイギリス兵として戦死したアイルランド人を追悼する「アイルランド国立戦争記念庭園(Irish National War Memorial Gardens)(英語版)」を訪問し、ここでも献花した。同日には1920年の血の日曜日事件の舞台になったクローク・パーク競技場を、事件から90年と4ヵ月後に訪問した。英女王は18日(水)夜にダブリン城で開かれた公式晩餐会の席で、英愛間の問題で命を落とした人々や負傷した人々や遺族に対し「心からの思いと深い同情(my sincere thoughts and deep sympathy)」を表明した。
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