2009年 全仏準優勝・ツアーファイナルベスト4
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「ロビン・セーデリング」の記事における「2009年 全仏準優勝・ツアーファイナルベスト4」の解説
全豪オープンで、セーデリングは2回戦で3年前の準優勝者マルコス・バグダティスに6-3, 5-7, 3-6, 3-6で敗れた。この年前半はなかなか勝てなかったものの、全仏オープンで旋風を起こし、4回戦で大会5連覇を目指した第1シードのラファエル・ナダルを6-2, 6-7(2), 6-4, 7-6(2)で破る勝利を挙げた(2005年全仏オープンでの初出場から初優勝したナダルにとっては、これは全仏初黒星だった)。さらに準々決勝でニコライ・ダビデンコを、準決勝でフェルナンド・ゴンサレスを破り決勝進出。決勝では第2シードのロジャー・フェデラーに1-6, 6-7(1), 4-6で敗れて準優勝になり、スウェーデン勢として1988年のマッツ・ビランデル以来21年ぶりとなる全仏優勝は成らなかった。初優勝したフェデラーは、セーデリングの前で宿願のキャリア・グランドスラムを達成した。 ウィンブルドン選手権以後、彼の名前はスウェーデン語読みにより近い「ロビン・セーデリング」と表記されるようになる。ここでは4回戦でフェデラーに4-6, 6-7(5), 6-7(5)のストレートで敗れた。この後、彼は7月にスウェーデン・オープンの決勝でフアン・モナコを6-3, 7-6(4)で破り、ツアー4勝目を獲得した。2009年は前半の10大会でわずか9勝しかあげられなかったが、全仏オープン以降は地元スウェーデンの大会で優勝するなど40勝10敗と驚異的なペースで勝ち星を重ね、ランキングを9位まで上げる。アンディ・ロディックが負傷により辞退したために、その年のランキング上位8名しか出場できないATPワールドツアー・ファイナルにも繰り上がりで出場する。大会では最下位シードながらも世界2位ナダル、世界3位ノバク・ジョコビッチをストレートで破り、グループBを1位で通過する。準決勝ではフアン・マルティン・デル・ポトロに逆転で敗れた。
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