2代目県章
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/12/02 09:34 UTC 版)
2代目の県章は1973年(昭和48年)の愛媛県成立100周年記念行事の一環として民選第7代の白石春樹知事が音頭を取る形で公募を実施し、採用されたデザイン案を基に同年2月20日、県民歌「愛媛の歌」と同時に制定しこの日を「愛媛県政発足記念日」と定めた。 平仮名の「え」を基にしたデザインで丸みを重ねた部分は「県民の和と郷土愛」を、鋭角と結びの部分は「県の若さと飛躍発展」を表している。 しかし、白石知事の引退に伴い後継者となった民選第11-13代の伊賀貞雪知事は就任後に白石前知事と対立を深め、県政からの白石色の一掃を企図して1989年11月1日に現行の県章を制定し、2代目県章を廃止した(2代目県章と同時に制定された「愛媛の歌」は存続)。 そうした経緯のためか、1999年(平成11年)1月の知事選において伊賀知事が落選し加戸守行が民選第14代知事に就任して以降は、現行の県章もほとんど使われなくなっている。
※この「2代目県章」の解説は、「愛媛県章」の解説の一部です。
「2代目県章」を含む「愛媛県章」の記事については、「愛媛県章」の概要を参照ください。
- 2代目県章のページへのリンク