1991年?ごろ(操が大学生のころ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/03/28 22:39 UTC 版)
「SHORT TWIST」の記事における「1991年?ごろ(操が大学生のころ)」の解説
再び「とりっぷ」したとき、女子大生になった操は、夜の屋上でレニィと会うが、彼は17歳の意識となっていた。レニィは交換留学生として日本に来た2年前(1981年)に、車の事故を仕組んで巧美と両親が乗った車を崖下に落としていたが、それは時々自我を押しのけて現れる自分の別人格がやったと気付き、父母が死んだ事故現場から巧美を助け出すものの証拠隠滅のために巧美の絞殺を図り、思いとどまっていた。だから巧美に直接謝罪したいため日本に行きたいと語る。そこへ巧美が現れたため、操はレニィの状態を説明するが、直前に浴びた警備用のライトの光によってレニィは20代半ばの意識に戻り巧美を殺そうとする。そして彼は、「とりっぷ」をする3人とも1996年より先の未来へ行けない、つまりそれ以上未来はないと指摘する。以前見た自分の死と2人の死骸の幻が、事故に巻き込まれた自分たちの最期の姿だと気付く操。レニィは、巧美がやがて行う実験から事故が誘発されてこの事態が起きたと言って巧美を殺そうとする。しかし操が浴びせたライトの光によってレニィの意識は赤ん坊になり、2人は難を逃れた。
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