1982年改組後
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/17 14:29 UTC 版)
1982年5月4日、国務院の機構改革の一環として第5期全人代常務委員会第23回会議において国務委員の職が設置された。これは副総理級の職務とされる。 同会議は万里、姚依林を副総理に留任させ、余秋里、耿飈、方毅、谷牧、康世恩、陳慕華、薄一波、姫鵬飛、楊静仁、張愛萍、黄華を国務院総理より解任。同時に、余秋里、耿飈、方毅、谷牧、康世恩、陳慕華、薄一波、姫鵬飛、黄華、張勁夫を国務委員に任命した。 解任された副総理のうち9名を国務委員に任命した経緯から、国務委員の新設は副総理削減のための措置だったともいえる。 同年12月4日、第5期全人代第5回会議において採択され、同日に公布施行された新憲法では、国務院総理の推薦に基づき全人代が副総理を選定し(82年憲法第62条第5項)、国家主席が任免するとされた(82年憲法第80条)。 序氏名所属政党就任年月日退任年月日総理元首格備考1万里 中国共産党 1982年5月4日 1983年6月 趙紫陽 葉剣英(全国人民代表大会 常務委員会委員長) 2姚依林 中国共産党 1982年5月4日 1983年6月
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