1970年の著作権法改正時の議論と政府の対応
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 02:19 UTC 版)
「戦時加算 (著作権法)」の記事における「1970年の著作権法改正時の議論と政府の対応」の解説
日本に対する戦時加算の解消については、著作権の保護期間の延長を議論していた著作権制度審議会の議論のなかで、保護期間の延長を機に戦時加算を解消できないかということが議論され、1966年の答申において、解消されるべきものとする基本方向が提示されていた。 しかし、その後の政府内の検討では、平和条約の規定は、その時の通常の保護期間に対して戦時加算を行うことを求めるであるとの解釈に立ち、1970年に保護期間が死後38年から50年に延長された際も戦時加算が解消されることはなく、その後も戦時加算特例法が改正されることはなかった。
※この「1970年の著作権法改正時の議論と政府の対応」の解説は、「戦時加算 (著作権法)」の解説の一部です。
「1970年の著作権法改正時の議論と政府の対応」を含む「戦時加算 (著作権法)」の記事については、「戦時加算 (著作権法)」の概要を参照ください。
- 1970年の著作権法改正時の議論と政府の対応のページへのリンク