1964 - 1966年
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/02 01:33 UTC 版)
「インペリアル (自動車)」の記事における「1964 - 1966年」の解説
1961年にクライスラーは、フォード・モーターから1961年式リンカーン・コンチネンタル(Lincoln Continental:ジョン・F・ケネディ大統領が暗殺されたときに乗車していたのと同タイプ)をデザインしたエルウッド・エンゲル(Elwood Engel)を獲得することに成功した。エンゲルのデザインはヴァージル・エクスナーの羽からは程遠い直線を基調としたより角張った親しみ慣れた「スリーボックス("three-box")」型であった。1964年式リンカーンと1964年式インペリアルはデザイン上で多くの同じ特徴を有していた。分割ラジエターグリルが復活し、擬似スペアタイヤ・バルジはトランクの蓋上から後部へ移り後部バンパーにまで及ぶ角張った瘤を形成していた。両端にテールライトを備える左右に広がるクロームの帯の中央部にある大きなインペリアルの鷲の紋章が描かれた大きな盾は実際には給油口の蓋であった。ベースモデルのインペリアル・カスタムは廃止され、4ドア・ハードトップセダン、2ドア・ハードトップ クラウン・クーペやコンバーチブルモデルではインペリアル・クラウンかインペリアル・ルバロン版の内装が提供された。この時期のルバロンは面積の小さいフォーマル・リアウインドを備えていた。 1965年式モデルの変更点は顔周りと外装飾りだけであった。分割ラジエターグリルはクロームの枠で囲まれた大きな十字を持つものに変わり、ガラス製のカバーで覆われたヘッドライトは(その年の300:300とニューヨーカー:New Yorkerと同様に)グリルの中に配された。 1966年式モデルではグリルが仕切り板で細かく区分けされたものに変わった。また440 cu in (7.2 L)のV8エンジン(Chrysler RB)が1960年式モデル以来標準だった413 cu in (6.8 L)に取って代わった。
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