1943年〜1944年 ドイツ陸軍反共フランス義勇軍団時代
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「ピエール・ロスタン」の記事における「1943年〜1944年 ドイツ陸軍反共フランス義勇軍団時代」の解説
1943年1月、反共フランス義勇軍団の第6回援軍と共にヴェルサイユ(反共フランス義勇軍団の本拠地)を出発したロスタンはポーランドのKruszyna演習場に到着した。ここでロスタンは3ヶ月間の訓練を終了し、反共フランス義勇軍団(ドイツ陸軍第638歩兵連隊)第Ⅲ大隊第9中隊に所属した。 1944年1月、高齢かつ病身のフロアドヴァル上級軍曹(Sergent-chef Froideval)が隊を去ると、ロスタンはジャック・セヴォ少尉(Lt. Jacques Seveau)が指揮を執る第Ⅲ大隊本部付猟兵小隊の副官となった。その後数ヶ月の間、疲れ知らずのロスタンは常に戦闘の中心で活躍し、反共フランス義勇軍団の新聞『ヨーロッパの戦士』(Combattant européen)1944年4月15日号に氏名が掲載された。 第Ⅲ大隊猟兵小隊副官 ピエール・ロスタン:・・・実直かつ勇敢な下士官であり、(1944年)2月16日、Raswadaにて敵の機関銃陣地に飛び込んだ。敵の熾烈な防戦にもかかわらず、ロスタンは軽傷を負っただけで敵の機関銃の奪取に成功した。 1944年4月20日、ロスタンは二級鉄十字章を受章した。なお、ロスタンは反共フランス義勇軍団に在籍中、反共フランス義勇軍団戦功十字章(Croix de guerre de la Légion des Volontaires Français)を12回表彰された。
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