1866年以降: Vフォーメーション (2-3-5)
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「サッカーのフォーメーション」の記事における「1866年以降: Vフォーメーション (2-3-5)」の解説
1866年にアウト・オブ ・プレー規定が見直され、前にいる選手へのパスが認められた。ただし、ゴールラインとパスを受ける選手の間に、相手選手が3人以上いなくてはならなかった。このルールを通称「3人制オフサイド」と呼ぶ。 1870年にはボールを手でキャッチすることが反則となり、1871年にはゴールキーパー(GK)のポジションが導入された。「3人制オフサイド」ルールの下ではオフサイドラインはかなり高い位置で、DF2人で十分に対応できた。この頃のフォーメーションは2-3-5で、依然としてかなり前がかりで、後ろの選手に比べて前の選手がかなり多かった。上から見るとGK含めV字に見えるため、Vフォーメーションと呼ばれた。 フォーメーションの歴史は、この2-3-5から守備人数が増えていく歴史であり、現在でもイギリスで左右のサイドバック(以下、SB)を単にright back/left back、センターバック(以下、CB)をcentre halfと呼ぶことがあるのは、2-3-5フォーメーションでのポジション名の名残りである。また、この頃はDFを「バックス」、MFを「ハーフ」と呼んだ。
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