ガニメド (小惑星)とは? わかりやすく解説

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ガニメド (小惑星)

(1036 Ganymed から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/06 07:57 UTC 版)

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ガニメド
1036 Ganymed
光度曲線に基づいて作成されたガニメドの3次元凸包モデル。
仮符号・別名 1924 TD
分類 地球近傍小惑星
軌道の種類 アモール群
火星横断
発見
発見日 1924年10月23日
発見者 W. バーデ
軌道要素と性質
元期:2009年6月18日 (JD 2,455,000.5)
軌道長半径 (a) 2.665 AU
近日点距離 (q) 1.242 AU
遠日点距離 (Q) 4.088 AU
離心率 (e) 0.534
公転周期 (P) 4.35 年
軌道傾斜角 (i) 26.68
近日点引数 (ω) 132.51 度
昇交点黄経 (Ω) 215.57 度
平均近点角 (M) 177.46 度
物理的性質
直径 31.66 km
質量 3.3 ×1016 kg
平均密度 2.0 g/cm3
表面重力 0.0089 m/s2
脱出速度 0.0168 km/s
自転周期 10.31 時間
スペクトル分類 S
絶対等級 (H) 9.45
アルベド(反射能) 0.2926
表面温度 ~160 K
色指数 (B-V) 0.842
色指数 (U-B) 0.417
Template (ノート 解説) ■Project

ガニメド[1][2] (1036 Ganymed) は、太陽系小惑星で、アモール群に属する。

概説

ガニメドの軌道。青がガニメド、赤が惑星(一番外側の赤は木星)、中心の黒は太陽。

地球近傍小惑星の中では最も大きい。なお、木星衛星であるガニメデ (Jupiter III Ganymede) とはつづりが異なる。

ドイツ天文学者ウォルター・バーデによってハンブルク天文台で発見された。ギリシア神話に登場する美少年ガニュメーデースドイツ語名から命名された。

ガニメドの大きさは約 32 Kmであり、スペクトル分類ではS型に属する(ニッケル珪酸から成る)。

1998年10月14日から17日にかけて、プエルトリコアレシボ天文台レーダーによりガニメドが観測されたが、得られた画像は不鮮明であった [1]

出典

  1. ^ 『天文学大事典』地人書館、初版第1版、8頁。ISBN 978-4-8052-0787-1
  2. ^ 『オックスフォード天文学辞典』朝倉書店、初版第1刷、11頁。ISBN 4-254-15017-2

関連項目

外部リンク


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