1級・準1級の二次口述試験
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 01:43 UTC 版)
「ドイツ語技能検定試験」の記事における「1級・準1級の二次口述試験」の解説
1級・準1級(従来の2級)の二次口述試験は、次の方法で行われる。 1級の二次口述試験の評価基準は、①発音とイントネーション、②文章構成能力、③テーマに即して意見を述べる能力、④ドイツ語コミュニケーション能力の4つである。ドイツ語を母語とする試験委員による質問で試験は進行し、その質疑に立ち会う日本人試験委員も独自に採点する。この口述試験の評点と一次試験の得点を総合して、独検審査委員会が1級の最終合否を判定する。 準1級の二次口述試験の実施方法は、例年、ドイツ語を母語とする面接委員と日本人面接委員の2名で審査チームを作り、受験者を1人ずつ試験室に招き入れて質問をする。準1級の審査対象となるドイツ語能力は、①発音とイントネーション、②文章構成能力、③描写能力、④コミュニケーション能力の4つである。試験の質問を担当するドイツ語を母語とする面接委員と、その質疑応答に立ち会う日本人面接委員が、それぞれ立場で採点する。この口述試験の評点と一次試験の得点を総合して、独検審査委員会が準1級の最終合否判定を行う。 独検審査委員会は、ドイツ語学文学振興会理事、ゲーテ・インスティトゥート代表、ドイツ大使館文化部代表、オーストリア大使館文化部代表、スイス大使館文化部代表、独検出題委員会委員長、独検出題委員会副委員長(以上19名)で構成する。
※この「1級・準1級の二次口述試験」の解説は、「ドイツ語技能検定試験」の解説の一部です。
「1級・準1級の二次口述試験」を含む「ドイツ語技能検定試験」の記事については、「ドイツ語技能検定試験」の概要を参照ください。
- 1級・準1級の二次口述試験のページへのリンク