≪韓国語≫テバ
韓国語「テバ」とは、「テバ」の意味
「テバ」はもともと2000年代初めに若者の間で使われていた言葉であるが、定着して幅広い年齢層で使われるようになった。「やばい」という意味で使われるスラングであり、本来はギャンブルの「大当たり」や「大ヒット」という意味合いで使われている言葉である。そのほかにも、「テバ」は「大きな船」を意味する「満船」を語源とし、「大きな船を手に入れたぐらい大当たり」=「やばい」という意味で使われ始めたという説もある。「テバ(やばい)」と単体で表現することも多いが、「~だ」という意味の「イダ」をつけて「テバギダ(やばい)」と感嘆したり、「~だね」という意味の「イヤ」をつけて「テバギヤ(やばいね)」、「~でしょ」という意味の「イギ」をつけて「テバギジ(やばいでしょ)」と表現することもある。「テバギダ(やばい)」は独り言で呟くとき、「テバギヤ(やばいね)」や「テバギジ(やばいでしょ)」は人に話す時に使う表現である。
「テバ(やばい)」と同じような意味を持つ韓国語として、「チェゴ(イケてる)」がある。「チェゴ(イケてる)」には「最高」という意味があり、賞賛を込めて「やばい」と表現する時に使用する。「テバ(やばい)」は物事の良し悪しに関わらず、予測不能なことに対する驚きを込めた「やばい」を表現する時に使用する。そのほかの類似語としては、「チョロ(やばい)」という表現がある。英語の「cool」のようなニュアンスで、「かっこいい」、「イケてる」という意味を含む「やばい」を表現する言葉である。
韓国語「テバ」のハングル表記
「テバ」のハングル表記は「대박」である。また、独り言として感嘆する「テバギダ(やばい)」は「대박이다」、人に話す時に使う「テバギヤ(やばいね)」や「テバギジ(やばいでしょ)」はそれぞれ「대박이야」、「대박이지」と表記する。韓国語「テバ」の発音
「대박」の発音はカタカナ表記にすると「テバ」となるが、実際のネイティブの発音とは少し異なる。「대(テ)」は発音記号にすると「tae」となり、カタカナ表記の「テ」よりも若干「ティ」寄りの発音である。「박(バ)」はパッチムがついており日本人には発音が難しい。発音記号にすると「bak」となり、カタカナ表記の「バ」よりも「バㇰ」や「バッ」の発音に近い。そのため、「テバ」と発音するよりは「テバㇰ」や「テバッ」と発音する方が通じやすい。また、「テバ」を単体で発音する場合は、「テーバㇰ」や「テーバッ」と伸ばして発音するのが一般的である。- ≪韓国語≫テバのページへのリンク