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竜野周一郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/12 15:47 UTC 版)

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竜野周一郎

竜野 周一郎(たつの しゅういちろう、元治元年4月7日1864年5月12日) - 昭和3年(1928年4月11日)は、日本の衆議院議員自由党憲政党立憲政友会)、実業家

経歴

信濃国小県郡石神村(現長野県上田市)出身。旧制上田中学などで学んだ。明治14年(1881年)、小県郡の教育家の知識交換のために集義社を設立。同年、益友社という政社をおこし、自由党に加入した。自由党の遊説員として北信地方を回ったが、政府から演説を禁止されてしまった。

そこで軍談師の免許を取得して先憂亭後楽と称し、政治講談によって自由民権思想を広めた。また明治22年(1889年)、雑誌「愛民」を発行した。明治24年(1891年)、小県郡会議員に選出。翌年、長野県議会議員に選出され、議長も務めた。

明治31年(1898年)の第5回衆議院議員総選挙に長野県から出馬し、当選。以後、埼玉県から出馬した第14回衆議院議員総選挙を含めて、断続的に5期務めた。その他、田沢炭鉱株式会社、上田温泉軌道株式会社などの役員も務めた。

親族

  • 富島元治 - 妹の夫。台湾総督府警務局長。高雄州知事。

参考文献

  • 『衆議院要覧下巻 大正9年6月』衆議院事務局、1920年。
  • 『新選代議士列伝』金港堂、1902年。

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