鼠と兔
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/10 09:18 UTC 版)
「円明園十二生肖獣首銅像」の記事における「鼠と兔」の解説
2009年2月25日、フランスのクリスティーズによるパリでの競売で、鼠(ねずみ)と兔(うさぎ)の頭部が出品された。在仏中国人弁護士らは、事前に競売の差し止めを請求し、パリ地方裁判所は請求を棄却、2体は出品に至った。中華海外流失文物緊急保護専門基金のコレクションコンサルタントで厦門(アモイ)心和芸術会社の社長蔡銘超(zh:蔡銘超 拼音: cài míng chāo ツァイ・ミンチャオ)は、2体を計3134万ユーロで落札した。蔡銘超社長(顧問)は支払いを拒否。鼠と兔の頭部は競売出品者ピエール・ベルジェ(フランス語版)の手元に残された。しかし、PPRの創業者フランソワ・アンリ・ピノーが交渉の末にベルジェから所有権を手に入れ、2013年6月28日に中国国家博物館へ寄贈、現在展示されている。
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