黒きょう病菌とは? わかりやすく解説

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黒きょう病菌

和名:黒きょう病菌
学名Metarhizium anisopliae
    
分布全世界
 
写真(上):Metarhizium anisopliae感染したドウガネブイブイ幼虫
写真(下):Metarhizium anisopliae分生子形成構造
説明
硬化病菌類一種Metarhizium 属は8種が記載されているが,本種が最も普通種である。本Beauveria bassiana同様に病原力も強く寄主範囲も広い。寄主体表黒緑色の分生子形成するので,黒きょう病菌と呼ばれる。本には2つ変種があり,var. anisopliae は各種昆虫から見い出される普通種で,分生子円筒形(5〜8×22.5μm)であり,var. majus はシロテンハナムグリやタイワンカブトムシの幼虫から分離されるが,var. anisopliae より見い出される頻度低く分生子の形は同様だが,大きい(1014×3〜5μm)。本各国害虫微生物防除用いられている。
Metarhizium anisopliae に感染したドウガネブイブイ幼虫

Metarhizium anisopliaeの分生子形成構造





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