麦芽の種類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 22:45 UTC 版)
ベースモルト 低温で焙燥した麦芽のため糖化酵素が残り、糖化力が強く淡い色をしているのが特徴である。そのため、ビールに色をつける効果は薄い。 二条大麦をはじめとした大麦のほか、小麦やライ麦が使用される。 キルンドモルト ベースモルトを高い温度で焙燥させ、様々な色と風味を出したもの。また、色の濃淡や風味は焙燥させる温度や時間で異なる。キルンとは焙燥炉 (kiln) のこと。糖化酵素はあまり強くなく、ベースモルトと併用する。 カラメルモルト 高温での焙燥により糖がカラメル化した麦芽で、ビールに色・風味・コクをもたらす。糖化酵素が失活するまで焙燥しているため、糖化目的には使用できない。
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