鶴見臨港鉄道
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/30 16:45 UTC 版)
「国鉄1215形蒸気機関車」の記事における「鶴見臨港鉄道」の解説
鶴見臨港鉄道には1924年製の2両(製造番号 10588, 10658)が導入され、302, 301と付番された。同鉄道は、1944年に戦時買収され、鉄道省鶴見線となった。その際、この2両は番号順に1190形 (1190, 1191) となったが、1949年に2両とも廃車となった。そのうち、1190は1950年(昭和25年)に川崎の三井埠頭へ譲渡されて同社の3となり、1968年(昭和43年)10月まで使用された。1191は、東濃鉄道への譲渡が内定したが、同鉄道の電化によりキャンセルされた。 この機関車の運転整備重量は30.2tで、鶴見臨港鉄道時代に石炭庫を運転台背面に移設して、若干形態が変わっている。三井埠頭での用途廃止後は、山梨県南都留郡鳴沢村の河口湖自動車博物館内で保存されている。
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