たかねにがな (高嶺苦菜)




●わが国の北海道から本州、四国の石鎚山および屋久島に分布しています。「ニガナ」の亜種で、亜高山帯から高山帯の岩場に生え、高さは10~15センチになります。葉は披針形で根生し、縁には棘状の鋸歯があります。7月から8月ごろ、茎の上部に集散花序をだし、黄色い頭花を咲かせます。舌状花は8~10個あります。
●キク科ニガナ属の多年草で、学名は Ixeris dentata ssp. alpicola。英名はありません。
タカネニガナ
(高嶺苦菜 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/23 09:59 UTC 版)
タカネニガナ | |||||||||||||||||||||
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クモマニガナ(北アルプス穂高岳、2007年8月)
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分類 | |||||||||||||||||||||
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変種 | |||||||||||||||||||||
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タカネニガナ(高嶺苦菜、学名:Ixeris dentata var. alpicola)は、キク科ニガナ属の多年草。ニガナの高山型の変種で高山植物。
分布域は屋久島・四国・本州・北海道の亜高山帯〜高山帯で、砂礫・岩礫地に生育する。茎は細く、高さは10〜20cm。花期は7〜8月で、枝先に黄色い花を数輪つける。小花は9~10個。
クモマニガナ
クモマニガナ(雲間苦菜、学名:Ixeris dentata var. kimurana)は、ニガナの高山型の変種。タカネニガナとよく似ているが、クモマニガナは茎が太く、小花が11個であることで区別できる。
シロバナニガナ
シロバナニガナ(白花苦菜、学名:Ixeris dentata var. albiflora)は、ニガナの変種。花が白い。シロバナニガナの花が黄色のものは、ハナニガナ(Ixeris dentata var. albiflora f. amplifolia)という。
関連項目
「高嶺苦菜」の例文・使い方・用例・文例
- 高嶺苦菜という植物
高嶺苦菜と同じ種類の言葉
固有名詞の分類
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