たかねやはずははこ (高嶺矢筈母子)

●わが国の北海道と本州の早池峰山、北・南アルプスそれに中国の中部に分布しています。高山帯の礫地や乾いた草地に生え、高さは4~30センチになります。全体に白い綿毛があり、葉は白っぽく見えます。7月から8月ごろ、花を咲かせます。総苞片は乾いた膜質で、白色または紅紫色をしています。別名で「タカネウスユキソウ(高嶺薄雪草)」とも呼ばれます。
●キク科ヤマハハコ属の多年草で、学名は Anaphalis alpicola。英名はありません。
高嶺矢筈母子
タカネヤハズハハコ
(高嶺矢筈母子 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/15 06:40 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動
![]() |
この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。2010年11月)
( |
タカネヤハズハハコ | ||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
![]() |
||||||||||||||||||||||||
分類 | ||||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||||
学名 | ||||||||||||||||||||||||
Anaphalis alpicola Makino | ||||||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||||||
タカネヤハズハハコ、タカネウスユキソウ |
タカネヤハズハハコ(高嶺矢筈母子、学名:Anaphalis alpicola Makino)とはキク科ヤマハハコ属の多年草。高山植物。
姿がウスユキソウに似ていることから、別名でタカネウスユキソウとも呼ばれるが、ウスユキソウ属ではなくヤマハハコ属という別のグループに属する。
特徴
高さ10〜12cm。葉は互生で長さ4〜6cm、灰白色の綿毛が覆っている。雌雄別株で雄花だけの雄株と両性花の株がある。花期は8月。頭花は筒状花だけで、白色で下部が淡紅色である。
分布
分布域は本州中部以北〜北海道の高山帯の乾いた礫地。湿った草地などに生育する。
ギャラリー
関連項目
- ヤマハハコ属
- 高山植物
固有名詞の分類
- 高嶺矢筈母子のページへのリンク