高山の上位世界への脱出と、貞子の滅亡
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 17:23 UTC 版)
「山村貞子」の記事における「高山の上位世界への脱出と、貞子の滅亡」の解説
一方、1990年10月19日にリングウィルスによって死亡した高山竜司は、死の直前に自分がいる世界が仮想現実であることに気付いていた。その際、高山は仮想現実「ループ」の責任者クリストフ・エリオットに現実世界への復活を求め、これが了承されたことによって二見馨という人物として復活を果たす。だが、その過程で高山が感染していたリングウィルスが現実世界に持ち込まれてしまい、「転移性ヒトガンウィルス」として現実世界の人類を脅かし始める。やがて、二見=高山は自分が現実世界にて復活する際にリングウィルスを持ち込んでしまったと同時に、自分の身体がこのウィルスへの完全な抗体を偶然に完成させたことを知ると、リングウィルスを駆除する方法を入手してループ内に再び戻る。このウィルスが蔓延する直前の時期に帰還した高山がただちにワクチンを作成してリングウィルスを無効化したことにより、ついに呪いは解除された。 後日談「ハッピー・バースデイ」では、貞子の末路について触れられている。高山はループ内に増殖していたクローン貞子を急激に老化させて死亡させる新ウイルスを自分の身体を犠牲にして開発したため、貞子は滅ぼされてループ内は救われる。そして、現実世界でも高山の抗体情報を元にワクチンが作成され、人類は滅亡から救われた。
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