駒江第一高校
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/03 01:10 UTC 版)
岬 慎吾(みさき しんご) 高校三年生、17歳。誕生日は9月3日。身長は169センチメートル。男性。子供の頃から将棋をしているが、TV中継された対局で悪あがきを嫌い早期の投了をした歌川五段(当時)の姿を見て、「劣勢になったらすぐに投了するのが潔い」と勘違いし、それを美学として持つようになってしまう。 だが、その美学が原因でチームを敗退させた経験から序盤、中盤を鍛えて優勢を維持したまま逃げ切るスタイルを取るようになる。 都大会では十歩を下した後に信歩と対戦。矢倉一本の信歩に対して振り飛車をすれば負けは無いと思われた状況で、棋譜の美しさのために相矢倉を選択。元々の実力差から中盤まで優勢を保つものの、終盤に追いつかれてしまう。劣勢になったことで投了を考えるが、部のためと奮起し間違った美学を捨て粘る姿勢に変わる。 士 彰人(つかさ あきひと) 高校二年生、16歳。誕生日は6月30日。身長は183センチメートル。男性。中学まで将棋は趣味でやっていたが、高校でも岬に引っ張られる形で続けている。 昨年東京都の新人戦で優勝しているなどかなりの実力はあるが、都大会で当たった竜胆には敵わなかった。
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