駅北側の改修工事
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/12/09 01:28 UTC 版)
「サッター・アベニュー駅」の記事における「駅北側の改修工事」の解説
駅の北側でカナーシー線の高架は2つに分かれ、一方はヴァン・シンダーン・アベニュー上、もう一方はS字カーブを経て1ブロック東のスネディカー・アベニュー上に架かっている。このS字カーブは75°ほど曲がっており、ニューヨーク市地下鉄で最もきついものの一つである。これはフルトン・ストリート高架線(英語版)の高架をアンダーパスしていた頃の名残で、同線はここで東に曲がってシティライン(英語版)を通り、終点のピトキン・アベニューに向かっていた。2本の高架は、北のアトランティック・アベニュー駅の別々のホームに繋がっていた。 1956年にフルトン・ストリート高架線が廃止された後もカナーシー線は従来の高架を使い続け、フルトン・ストリート高架線の高架は使われないまま残った。2002年から2004年にかけて、スネディカー・アベニュー上の高架は廃止され、カナーシー線の北行線はアトランティック・アベニュー駅の西端の島式ホームを南行線と共用するように経路変更された。2003年から廃止された高架の撤去が始まり、2005年に完了した。現在では、L系統の北行列車は以前より緩やかなカーブで西に曲がるようになり、運行速度も改善されている。
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