馬毛島事件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/09 16:08 UTC 版)
1983年には、伊坂らは平和相銀が所有し持て余していた鹿児島県の無人島である馬毛島の土地をレーダー基地として防衛庁に売却することを計画。大物右翼の豊田一夫(日本青年連盟会長。三浦義一の門弟)に政界工作を依頼し総額20億円を提供した。この資金は20人近い自民党議員に渡ったとされるが、結局レーダー基地は建設されることはなかった。こうした一連の工作は、平和相銀の経営改善には何の効果も生み出さず、いたずらに資金流失を招いただけであった。
※この「馬毛島事件」の解説は、「平和相互銀行事件」の解説の一部です。
「馬毛島事件」を含む「平和相互銀行事件」の記事については、「平和相互銀行事件」の概要を参照ください。
- 馬毛島事件のページへのリンク