馬氏の諸家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 14:03 UTC 版)
西宮の旧家中著聞するものを馬氏の諸家となす。「辰馬氏、葛馬氏、八馬氏、乙馬氏(音馬氏)、六馬氏、小上馬氏、善茂馬氏、一馬氏、七馬氏、十馬氏、他人足馬氏(與三太郎馬氏)、與四郎馬氏、大黒馬氏、大徳馬氏、小唐馬氏」の15家が存在していたとしている。この諸家は「西宮神社の神幸の騎馬の供奉などの役に当たる家柄、または西宮の宿場の役に関する家」とも言われる。 福沢桃介著『財界人物我観』(1930年出版)には「西宮には、昔から他所には珍しい馬の字がつく姓を名乗る家が多い。昔は十二馬あったと云うが現在では辰馬、八馬、音馬、葛馬、早馬、小上馬、六馬、一馬の八姓が残っている。是は西宮に鎮座まします福の神、戎神社に古い馬の伝説があって、古典に據る往昔の祭礼行列に氏子から選ばれて、神馬に携わった人たちが祖先であると云う」とある。
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