飛行第82戦隊第2中隊(隼魁2383部隊)
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飛行第82戦隊は第13飛行師団隷下の司令部偵察機を擁する部隊であって、富山飛行場にその戦力の一部を置いていたといわれる。1945年(昭和20年)1月1日より三菱重工は射水郡大門町に所在の呉羽紡績予備工場を間借りして第11航空機製作所を設立し、一〇〇式司令部偵察機の組立を行っていたが、同年5月1日に初めてその組立と飛行試験が富山飛行場を利用して行われている。戦後、米軍はその報告書において「この飛行場を空輸のための離陸場に使用することによって、完成せる飛行機を各務原へ貨物輸送するために解体したり梱包したりする必要がなく、多くの貴重な時間がセーブされた」と評価している。
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