とびかずら (飛び葛)
●ブータンから中国中南部、それにわが国の九州に分布しています。これまでは熊本県菊鹿町の相良観音寺近くの1本だけしかないと言われてきましたが、近年になって長崎県佐世保市のトコイ島でも発見されました。蔓は黒褐色で、葉は三出葉です。小葉は卵形から楕円形または長楕円形で、先端が尖ります。4月から5月ごろ、下垂した総状花序に暗紫色の花を咲かせます。仏教では「ウドンゲ(優曇華)」と呼ばれ、「三千年に一度開花して、その時は金輪王が現れる」とされます。
●マメ科トビカズラ属の常緑蔓性木本で、学名は Mucuna sempervirens。英名はありません。
マメのほかの用語一覧
トビカズラ: | ムクナ・アルベルティシー ムクナ・ベネッティー ムクナ・ワルブルギー 飛び葛 |
ドクフジ: | 毒藤 |
ナタマメ: | 鉈豆 |
ナツフジ: | 夏藤 |
固有名詞の分類
このページでは「植物図鑑」から飛び葛を検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書から飛び葛を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
全ての辞書から飛び葛を検索
Weblioに収録されているすべての辞書から飛び葛を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
全ての辞書から飛び葛を検索
- 飛び葛のページへのリンク