類型指定

環境用語集

類型指定（類型あてはめ）

水質汚濁及び騒音の環境基準については，国において類型別に基準値が示され，これに基づき都道府県が河川等の状況，騒音に関係するところの都市計画地域等を勘案し，具体的に地域にあてはめ，指定していくことをいいます。

環境アセスメント用語集

類型指定 (るいけいしてい)

　水質汚濁に係る環境基準のうち、生活環境項目については、水域の利用目的に応じた類型ごとに基準値が定められている。現在、河川は6種類、湖沼は4類型（全窒素および全リンについては5類型）、海域は3類型（全窒素および全リンについては4類型）に区分されている。このため、ある水域がどの類型に該当するかを個別に内閣総理大臣または都道府県知事が、河川、湖沼、海域ごとに利水目的に応じて数個の水域類型（ランク付け）指定する必要があり、このことを類型指定という。

水質用語集

類型指定

水質汚濁に係る環境基準のうち、生活環境の保全に関する環境基準は、河川、湖沼及び海域のそれぞれに、利水目的に応じて2つ以上の類型を設け、浄化目標値を定めています。このため、特定の水域の浄化目標を設定するためには、環境基準の2つ以上の類型の中から目標とする類型をあてはめなければなりません。このあてはめを類型指定と呼んでいます。類型指定の権限は、原則として2つ以上の都府県を流域とする水域は内閣総理大臣に、それ以外の水域は都道府県知事に委任されています。