頭蓋骨とバラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/06 10:22 UTC 版)
「グレイトフル・デッド」の記事における「頭蓋骨とバラ」の解説
頭蓋骨とバラのデザインは、エドモンド・ジョセフ・サリバンによる白黒画に、アルトン・ケリーとスタンリー・マウスがレタリングと色を追加して創作された。サリバンの元イラストは1913年に出版された『ルバイヤート』の挿絵であった。頭蓋骨とバラは、キリスト教の殉教者の頭蓋骨を祭日にバラで飾る習慣が含まれる。バラは聖ヴァレンタインの象徴である。ヴァレンタインは断頭によって処刑された。したがって、ローマでは教会で彼を追悼するため、祭日に頭蓋骨をバラで囲んだ。この習慣は生存と行為が確かめられることができなかった他の伝説的な聖者と一緒に、ヴァレンタインがローマカトリック教会の司祭から取り除かれた1960年代後期に取りやめられた。ケリーとマウスによるデザインは、1966年9月16日、17日にアヴァロン・ボールルームで行われたコンサートのポスターに初登場した。それは後にアルバム『ザ・グレイトフル・デッド』(1971) のジャケットに使用された。同アルバムはしばしば『Skull and Roses』とも呼ばれる。
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