音楽・舞台芸術
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/11 22:29 UTC 版)
「オマハ (ネブラスカ州)」の記事における「音楽・舞台芸術」の解説
セントラルオマハのカス・ストリートと69thストリートの南西角にはオマハ・コミュニティ・プレイハウスが立地する。オマハ・コミュニティ・プレイハウスは全米最大のコミュニティ・シアターである。この劇場は1924年に開場し、当時20歳で舞台に立ったヘンリー・フォンダやドロシー・マクガイアらを輩出した。 ダウンタウンのオールド・マーケットの西には、1910年に建てられたオマハ最初の高層ビルである、シティ・ナショナル・バンク・ビルディング(オルフェウム・タワーとも呼ばれる)の1階にはオルフェウム・シアターが立地する。この劇場は、もともとは1927年にこのビルに入ったボードビル用の劇場であった。現在では、この劇場はオペラ・オマハの本拠地になっている。シティ・ナショナル・バンク・ビルディングおよびオルフェウム・シアターは、1973年に国家歴史登録財に登録された。 このオルフェウム・シアターから北東へ3ブロック、ジーン・レイヒー・モールの北側には、近代的なホランド・パフォーミング・アーツ・センターが立地している。同センターは2,000席のコンサートホール、400席のコンサートホール、および1,000人まで収容可能な中庭を備えている。オマハのオーケストラ、オマハ交響楽団はこのホランド・パフォーミング・アーツ・センターを本拠地としている。 歴史的には前述の通り、1920年代頃以降、特にアフリカ系住民の多かったノースオマハを中心に、オマハはR&Bやジャズといった黒人音楽の中心地となっていた。アナ・メイ・ウィンバーン率いるコットン・クラブ・ボーイズやロイド・ハンター率いるセレネイダーズ等、音楽的影響を与えたビッグバンドが生まれ、また、後にロックンロールの先駆けとなり、エルヴィス・プレスリーにも影響を与えたワイノニー・ハリス、ジャズのアルト・サックスの大御所プレストン・ラブ、ドラマーのバディ・マイルズやルイージ・ウェイツといったミュージシャンを輩出した。
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