韓国・北朝鮮の社稷
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/22 06:00 UTC 版)
漢陽社稷壇(ソウル社稷壇)は李氏朝鮮国(大韓帝国)の太祖である李成桂(イ・ソンゲ)が建国まもなく建立したとされる。韓国では大韓帝国の消滅後に日本が韓国の社稷祭祀を強制的に禁止したと教えられているが、日本統治下においても破壊されなかった。景福宮の東側に宗廟、西側に社稷壇が現存し、韓国の重要文化財に指定され、ソウル特別市の社稷洞(サジクドン)や社稷路(サジクノ)などの地名になっている。毎年ソウル特別市によりソウル社稷大祭(秋社)が実施されている。 中国文献に、北朝鮮の国家・労働党政府の四大機関を「朝鮮社稷機構の四架馬車」と呼ぶものがある。この四架(四頭)とは、具体的には、最高人民会議、最高人民会議常任委員会、国務委員会(旧国防委員会)、内閣を指すとされる。
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