非同君連合化とは? わかりやすく解説

非同君連合化

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 00:21 UTC 版)

イギリス連邦」の記事における「非同君連合化」の解説

第二次世界大戦後1947年インドおよびパキスタン独立したことで(インド・パキスタン分離独立)、白人連合としての性格消滅した。さらにこの独立の際にインド近日中制定される予定憲法において共和制を取ることを表明しなおかつその後コモンウェルスにとどまることを希望した。この要望受け入れられ1950年インド共和制をとった後も残留認めたために、以後イギリス国王対する共通の忠誠」は連合体必要条件から除外されることとなり、同君連合以外の国家連邦参加が可能となった。こうして、同君連合である英連邦王国コモンウェルス制度的に分離した。これにより、政治体制かかわらずイギリスから新たに独立した国家コモンウェルス留まることが可能になり、以後拡大もたらすこととなった一方で1947年には当時まだ形式上同君連合である印パ両国第一次印パ戦争に至るなど、連邦同君連合拘束力形骸化顕わとなった1949年には、従来加盟国の中で最も反英的だったアイルランド脱退した

※この「非同君連合化」の解説は、「イギリス連邦」の解説の一部です。
「非同君連合化」を含む「イギリス連邦」の記事については、「イギリス連邦」の概要を参照ください。

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