青羽悠
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/13 08:35 UTC 版)
青羽 悠 (あおば ゆう) |
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誕生 | 2000年(24 - 25歳)![]() |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | ![]() |
活動期間 | 2016年 - |
主な受賞歴 | 小説すばる新人賞(2016年) |
デビュー作 | 『星に願いを、そして手を。』(2017年) |
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青羽 悠(あおば ゆう[1]、2000年[2] - )は、日本の小説家。
経歴
愛知県岩倉市出身。東海高等学校在学中の2016年、伊坂幸太郎の「重力ピエロ」(新潮文庫)に影響されたという小説『星に願いを、そして手を。』で第29回小説すばる新人賞を受賞し[3]、デビューした。なお、同賞の歴代最年少記録を更新した[4]。
京都大学総合人間学部を卒業後[3]同大学大学院総合生存学館に進学[5]。2024年に同大学院を修了[6]し東京で就職[5]している。
人物
- 中学・高校時代はジャグリング部に所属していた[7]。
作品リスト
単行本
- 『星に願いを、そして手を。』(集英社、2017年2月 / 集英社文庫、2019年2月)
- 『凪に溺れる』(PHP研究所、2020年7月 / PHP文芸文庫、2023年5月)
- 『青く滲んだ月の行方』(講談社、2022年7月)
- 『幾千年の声を聞く』(中央公論新社、2022年10月)
雑誌掲載
- 小説
- 「星に願いを、そして手を。抄録」(『小説すばる』2016年12月号、2016年11月発売)
- 「僕らの距離の測り方 前編」(『小説すばる』2017年8月号、2017年7月発売)
- 「僕らの距離の測り方 後編」(『小説すばる』2017年9月号、2017年8月発売)
- 「サイテーな日」(『小説すばる』2019年9月号、2019年8月発売)
- 「相反する春」(『yom yom』2019年10月号、2019年9月発売)
- 「スローアウェイ」(『文芸ラジオ』6号、2020年8月発売)
- 「ポートレート・アウト」(『THE FORWARD』Vol.6、2023年2月発売)
- エッセイなど
- 「〈90年代生まれが起こす文学の地殻変動〉アンケート」(『文藝』2020年冬季号、2020年10月発売)
- 「若手作家二人が紡ぐ、「読む音楽」と「聞く小説」の世界」(真下みこととの対談、『小説現代』2021年11月号、同年10月発売)
- 「空港」(『THE FORWARD』Vol.3、2022年5月発売)
脚注
- ^ 集英社 出版四賞 第29回 小説すばる新人賞
- ^ 『ダ・ヴィンチ』2017年4月号. KADOKAWA. pp. 57.
- ^ a b 高校生新聞 「夢をとことん書いてやろう」高校生作家・青羽悠君に聞いた作品への思いと学校生活
- ^ ほんのひきだし 【対談】朝井リョウ×青羽悠「何かになりたい」と欲して書いた、初めての小説(第29回小説すばる新人賞対談)
- ^ a b “綴葉 2024年10月” (pdf). 京大生協綴葉編集委員会. pp. 4-6 (2024年10月10日). 2025年7月5日閲覧。
- ^ “「京大生作家」青羽悠さん 6年の軌跡 「京都という土地をやりきった」”. 京都大学新聞社/Kyoto University Press. 京都大学新聞社 (2024年4月16日). 2025年7月5日閲覧。
- ^ “【インタビュー】高校生作家・青羽悠君に聞いた執筆への思いと学校での素顔|高校生新聞オンライン|高校生活と進路選択を応援するお役立ちメディア”. 高校生新聞オンライン (2017年2月24日). 2025年7月5日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 青羽悠のページへのリンク