震動観測・空振観測
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/25 23:48 UTC 版)
震動観測は、地震計により、火山体及びその周辺で発生する火山性地震や火山性微動をとらえるもの。空振観測は、噴火などによって周囲の空気が振動して衝撃波となって大気中に伝播する現象を観測するものである。天候不良等により監視カメラで火山の状況を監視できない場合でも、地震記録や空振記録等により、噴火発生とその規模をいち早く検知することができる。気象庁では、火山近傍に地震計・空振計等の観測施設を整備しその観測データを火山監視・警報センターへデータをリアルタイムに伝送し、火山性地震や火山性微動、空振の発生状況を監視することにより、火山活動の評価を行っている。
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