電気・ガソリン動力時代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/30 07:47 UTC 版)
「多摩湖鉄道の鉄道車両」の記事における「電気・ガソリン動力時代」の解説
延伸区間の萩山駅 - 村山貯水池駅(現・武蔵大和駅)間は1930年(昭和5年)1月23日にガソリン動力による旅客運輸営業を開始し、同年4月11日付監第1394号で電気運転開始の認可を受けて同日から国分寺駅 - 村山貯水池駅間で600Vの電気運転を開始した。 電気運転に当たっては駿豆鉄道からデハ13形4輪電動客車3両を譲り受けてデハ10形デハ10 - 12号とした。なお、この車両はいつの間にかモハ10形モハ10 - 12号になっている。 この間、萩山駅 - 小平駅間の連絡線を工事方法変更認可に基づき建設し、1929年(昭和4年)11月2日にガソリン動力により旅客運輸営業を開始、1932年(昭和7年)8月15日付監第2387号で600V電気動力運転の認可を受け、同年11月9日付監第3090号で運転開始の認可を受けた。 また、当初の村山貯水池駅は仮設駅で、現在の武蔵大和駅のやや南西に位置していたため、1936年(昭和11年)12月30日に本来の位置である現在の多摩湖駅付近に移設し、同時に現在の武蔵大和駅を設置した。なお、工事施行認可は先の貯水池下駅まで受けており、免許は貯水池下駅からさらに先の山口村まで得ていた。
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