仮設駅
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/02 13:27 UTC 版)
当駅は、日本万国博覧会のアクセス路線として万国博中央口駅まで開業した北大阪急行電鉄の駅として開業したが、当時は仮設駅として千里阪急ホテル前付近の大阪中央環状線内側、現在の中国自動車道上り車線の敷地にあった。最大幅員3.3 m、有効長160 mの2面2線の相対式ホームが隧道坑口すぐの地上1階に設置され、地上2階に橋上駅舎が簡易に設けられ、そのまま大阪中央環状線と中国自動車道を跨ぐ北新田橋の歩道部分につながっていた。万博終了後、会場線分岐点から万国博中央口までの間が廃止され、現在の駅が開業したが、現在の駅は万博開幕前にすでに完成しており、線路が付け替えられて現在の駅が開業した。 なお、仮設駅の跡には中国自動車道が通っており、坑口は埋められ、北新田橋からの連絡箇所は撤去された。北新田橋の歩道部分には今も駅舎が接続していた痕跡が残っている。また、桃山台駅方面から地下トンネルに入ってすぐに右側に分岐していくかつての会場線のトンネルが今でも車窓から見ることができる。
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