ウッドランズ延伸
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/21 07:39 UTC 版)
ジュロン・イースト駅からチョア・チュー・カン駅までの区間が東西線の支線として1990年に開業した後、イーシュン駅からチョア・チュー・カン駅までの「MRTウッドランズ線」が構想された。1991年にはシンガポール北部の中心地域にあるウッドランズを経由する路線として都市再開発庁による計画に取り入れられた。 センバワン(英語版)地区が開発途上であること、および1992年11月19日に着工するため、当初の計画ではセンバワン駅は仮設駅として開業し後に完全開業する事となっていた。センバワン駅およびクランジ駅は計画完了後に建設されることとなり、スンガイ・カドゥット駅は計画から外れ、同地域には駅が住民にとって必要になってから建設されることになった。 延伸工事が行われている間、ドイツのシーメンスによってデザインされた新型車両のC651形19編成が約2億5900万シンガポールドルで購入された。また、カドゥット、ウッドランズ、センバワンといった植物の生い茂る土地を平らにする必要もあった。 1996年2月10日に首相のゴー・チョクトンによってウッドランズ区間の開業が行われ、同時に東西線の支線は南北線に編入された。延伸にかかった費用は総額12億ドルだった。
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