電子グリーティングカード
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「グリーティングカード」の記事における「電子グリーティングカード」の解説
電子グリーティングカードは“eカード”とも呼ばれており、これまでの紙ではなく、デジタル媒体により作成され、電子メールにより取り交わされる。紙を使用しないので、地球環境に優しいと言われており、また、イラストや写真、アニメーションの追加や、一度に複数の人へ送付する等、従来にない機能を備えておりその利用は広がっており、携帯電話向けサービスも提供されている。 また、近年、活用されている電子グリーティングカードでは、ギフト券を兼ねているものもあり、挨拶状だけではなく、贈答品としての側面も見られる。 電子グリーティングカードは1994年後半にMIT Media LabのJudith Donathによって作成された。それはElectric Postcardと呼ばれており、当初は一日10-20通であったが、その後爆発的に利用が広がり、1995-1996年のクリスマス時期には一日19,000通を超えるカードが送られた日があり、1996年春までには合計170万通を超える数のカードが送信された。Electric Postcardは1995年のGNNベストオブザネット賞(GNN Best of the Net award)をはじめ、数々の賞を受賞した。
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