難波田龍起とは? わかりやすく解説

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難波田龍起

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/28 23:56 UTC 版)

難波田 龍起(なんばた たつおき、1905年8月13日 - 1997年11月8日)は、日本洋画家北海道旭川市出身。絵画作品のほか、詩集もある。二男の難波田史男も画家である。

来歴・人物

北海道旭川市生まれ。1923年早稲田第一高等学院に入学、高村光太郎に出会って美術に関心を抱く。早稲田大学政経学部中退。川島理一郎に師事し、1929年国画会に初入選。1935年フォルム展、1936年アヴァンギャルド芸術家クラブ結成に参加する。1937年には自由美術家協会の創設に参加し、1938年に同協会会員となる。戦後は、戦後抽象画家として活動、現代日本美術展や日本国際美術展などでも活躍した。1959年に自由美術家協会を退会し、以後は個展を中心に活動した。

1971年紺綬褒章受章(以後5回受章)。1987年東京国立近代美術館で『今日の作家 難波田龍起展』を開き毎日芸術賞を受賞。1995年北海道新聞文化賞を受賞。1996年文化功労者として表彰された。

著書

  • 『抽象』緑地社 1956
  • 『古代から現代へ 私の絵画思考』造形社, 1970
  • 『生活のなかに美術を 造形のすべて』造形社 1977
  • 『難波田龍起詩集』小沢書店 1994
  • 『難波田龍起全版画作品集』阿部出版 1998
  • 『難波田龍起作品集』三和研磨工業 1999

関連書籍

  • 柴橋伴夫『青のフーガ難波田竜起』響文社 2003




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