雌雄異熟
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/21 08:29 UTC 版)
雌雄異熟とは、一つの株の中の雌性器官あるいは雌性花の受粉可能時期と、雄性器官あるいは雄性花の花粉放出時期が異なる現象である。雌性器官あるいは雌性花が先に受粉可能になることを雌性先熟、雄性器官あるいは雄性花が先に花粉を放出できる状態になる場合を雄性先熟という。雌蕊と雄蕊が成熟する時期が異なることで、自花受粉を避ける機構として機能している。但し通常一つの植物には複数の花が咲くから、異なる花の間での自家受粉は可能となることがある。
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