階級章と旗
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 14:54 UTC 版)
2004年11月1日に空軍最先任上級曹長の階級章が変更され、階級章中央にアメリカ合衆国の紋章である鷲とその左右に2つの星が追加された。この変更により空軍最先任上級曹長の階級章は、陸軍最先任上級曹長と海兵隊最先任上級曹長の階級章と共通するデザインとなり、空軍の最先任下士官として見分けがつきやすいようになった。なお、下部の月桂冠と星の紋章は、これまでの空軍最先任上級曹長が築いてきた遺産を象徴するものとして変更はされなかった。 空軍最先任上級曹長は、制服の襟に特別な襟章を着用する。伝統的に、空軍に所属する航空兵は制服の襟に銀色で「U.S.」とあしらわれた徽章を着用するが、空軍最先任上級曹長の真ちゅう製の襟章は、「U.S.」を囲みこむリースが銀色の月桂冠となっている。また空軍最先任上級曹長は、制帽にも独自の徽章を着用する。通常、空軍に所属する航空兵の制帽にはリングで囲まれたアメリカ合衆国の紋章のデザインの銀色の徽章を着用するが、空軍最先任上級曹長のものはリングが月桂冠となっている。 陸軍最先任上級曹長、空軍最先任上級曹長、宇宙軍最先任上級曹長、統合参謀本部最先任下士官は、大佐以下のアメリカ軍の軍人で唯一専用の旗が制定されている。これらの旗は共通して下半分の部分は白地であるが、残りの上半分はそれぞれ独自の色を採用している。なお、空軍最先任上級曹長の旗が制定されたのは2013年1月であった。 空軍最先任上級曹長の正式表記は、「Chief Master Sergeant of the Air Force」または単に「Chief」である。 階級章の変遷 1967年 – 1991年 1991年 – 2004年10月 2004年11月以降
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