陸上試験施設
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/08 17:16 UTC 版)
2番目の原子炉は、1987年に就役した陸上試験施設(Shore Test Facility, STF)に格納されている。STFでは、同年にコアGを装填したPWR2が臨界に達した。このプラントはコアGを装荷して1987年から1996年まで稼働したのちに停止し、1997年2月から現在のコアHへの原子炉の換装を始めた。換装は2000年に完了し、2年間の安全性確認の後、2002年に臨界に達し、現在も運転中である。ヴァルカン試験運用・保守計画(Vulcan Trials Operation and Maintenance, VTOM)のもとで実施されているコアHの試験は2013年に完了が予定されており、完了後は燃料を除去され検査される。この施設は近隣の英国原子力公社ドーンレイ施設とともに退役する予定である。
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