陸上基地発射型大陸間弾道ミサイル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/04 07:56 UTC 版)
「中華人民共和国の大量破壊兵器」の記事における「陸上基地発射型大陸間弾道ミサイル」の解説
未確認ながら、西側研究者は中国が1980年代から18から36基のDF-5(東風5)大陸間弾道ミサイルを配備したものと見ていた。改良型のDF-5A(東風5A)は単弾頭搭載で、3段式液体燃料ミサイルでその射程距離は13,000 km 以上である。2000年、アメリカ戦略軍司令官ユージーン・E. ハビガー合衆国空軍大将は、中国は18基のサイロ発射型DF-5sを保有していると議会で証言した。21世紀初頭から中国人民解放軍第二砲兵部隊はまた10基の移動式固体燃料大陸間弾道ミサイルDF-3 (東風31)を配備し、この射程距離は7,200 km 以上で3個のMIRV弾頭が搭載可能なものである。中国はさらに改良型のDF-31A (東風31A)を開発し、これは射程距離11,200 km 以上で 3 – 6 個のMIRV弾頭を搭載可能なものとなっている。
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