除草機 (じょそうき)
田打車は、中耕効果に重きをおいた転車をもつた器具である。考え方としては、従来の雁爪を回転式に改良したものということができる。二条取り田打機である。本器は、1板の鉄板を曲げて爪の曲がりと同じような局面をもたせ、土にささる下緑に鋸歯状の歯をつけてささりをよくした。板の中央部は泥土の抜きをよくするため窓を開けている。本器も試行錯誤をしながらの研究がなされたことを如実に示している。転車幅13cm、柄の長さ142.5cm、重さ3.4kgである。 |
除草機,田均機 (じょそうき,たならしき)
従来の回転除草機は、畦間の除草は満足すべき程度の作業ができたが、株間の除草は殆どできないのが欠点とされていた。それを解決したのが株間除草機である。本器の原理は、特有の形態をした立て軸回転爪2個の間に稲株を傷めないように抱き込み、株間の土壌は、回転爪の回転でかくはんすることにより除草する。これは、昭和30年から33年にかけて全国的に急速に普及したが、除草剤の出現により消滅した。地方名は、田均し機という。前後に同一形の除草回転爪2対を配したもので、より徹底した株間除草機といえる。大正10年頃から昭和40年頃まで使用された。滑走板の全幅38cm、(1つの幅14.8cm)長さ24cm、柄の長さ129cm、重さ5.6kgである。 |
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