人力除草機 (じんりょくじょそうき)
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水稲中耕除草作業は、管理作業として最も大切な作業であるが、稲作労働として過酷な作業であった。そのため、この作業の労働軽減と能率化された機器の改良は、長々と続けられ、ようやく行きついたのが一時期を画した回転中耕除草機である。しかし、近年、薬剤の開発により機械除草もその必要がなくなり、この種の機械も使用されなくなった。しかし、薬剤除草も公害その他いろいろな弊害が指摘されるだけでなく、逆に機械除草や中耕効果が再評価される今日、回転中耕除草機は新しい立場で見直される時期が招来されることが予想される。滑走板の幅14.5cm、長さ14.5cm、船形枠の長さ4.6cm、柄の長さ116cm、転車の幅13.8cm、重さ3.2kgで要部(舟形枠、滑走板、転車)は鉄製である。昭和20代まで使用された。 |
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